デザイナーが英語を学び、得られた大切なこと。

Hello Guys!! Nice to meet you!! 

外人ばりなあいさつから始まりました、ちゃんあべこと阿部です。
帰国子女でも、ハーフでもありません。ジュンジャパデス。

去年の11月にSansanに入社したのですが、その前後で何を思ったのか、休職期間に英会話教室に通うことにしました。理由は、「英語話せる人カッコイイ」と思ったただそれだけです。

高専の時の英語もめっちゃ熱心にやっていたわけでなかったので、文法も全く覚えておらず、英語ってノリだよね。と思って生きてきたわけです。

転職するにあたって、グローバル展開もしているSansanに入社するからには、今の英語ではついていけないと思い、英会話教室に通うことに決めました。

その名も「スパルタ英会話」

だらしない自分には素晴らしい響き。必死についていきました。毎日の辛い日々を乗り越え仲間と卒業できたいい思い出です。。。


UIデザイナーにとって、英語って必須ではない気はしていたのですが、自分が感じた学習したメリットももちろんあるので、今日はそこの部分を紹介していきたいと思います。


UIに関する文献が多い

普段UIデザインをしていると、複数パターンが生まれてくることも多々あります。どれがいいんだろう、と考えていると、1時間、2時間、そして3時間と時間がかかってしまうことも。

そんな時に自分はよく海外のUIに関する文献を見るようにしています。ABテストの結果や、ヒートマップの結果などが多く見られ、参考になることが多いです。

あくまでイメージですが、UI設計に関する細かい知見や事例が書いてある文献って日本語だとあまりないような気がするんですよね。

もちろんW3Cを参考にしたりすることもありますが、もっと事例がみてみたいと思う時に参考になるのは大体海外のメディアだったりします。
(個人的な感覚ですが。)

UXに関する文献や、UIに関する文献はこういった方々の記事をみながら学ぶことが多いです。

こういった文献を読む時に、英語を学ぶ前は読むことに敷居を感じられたのですが、英語を学んだことで敷居が減ったように感じます。

また、デザインシステムを構築する際に参考となるガイドラインの多くも英語だったりするので、英語が自ずと必要になってきます。

まぁ、Google翻訳や、DeepLなどの翻訳ツールもクオリティ上がっているので普通に読む分には問題ないのですが、海外の文献や、動画コンテンツに対する敷居が下がったのがよかったなと個人的には思っています。


海外のツールを試せる

figmaもsketchもそうですが、海外ツールを使う時に問題になってくるのが、言語問題。

普段使っている機能であれば問題ないのですが、新たな機能を探したりする時にわからない単語が多いと少し手間取ってしまいます。新しいプラグインを探したり、バグを見つけてしまったり、進めないことがあったりする時に相談先もなかったりします。

※figmaでは、日本コミュニティがあったりするので、とても有効活用しています。便利です!ありがとうございます。

これまでは、自分の英語が間違っているのではないかという不安から、英語でのコミュニケーションに嫌悪感があり、海外コミュニティを見るだけだったのですが、英語を使うようになってからその嫌悪感もなくなり、気軽にコミュニケーションを取れるようになったのが大きいです。

また、海外のソフトウェアサービスに対してキャンセル依頼や、価格交渉、デモの依頼などこれまでだと想像もできなかったコミュニケーションができるようになったことで、より幅が広がったと思います。


海外デザイナーとの交流

画像1

英語を学んで一番よかったと感じたのは、海外企業主催のイベントに参加できるようになったことです。

どうしても日本でデザイナーをしていると、海外のデザイナーはどうやって進めているのか、どういった形で進めているのかを知りたくなります。

個人的には、大きな差があるのではないだろうかとずっと思っていました。知らないからこそ、過大に捉えてしまうのだと思います。海外というだけで、もっとクリエイティブな方法を使っているのではないのか、もっと最先端のやり方をしているのではないかと思っていました。

知ったかぶりはダサいと思っている(めっちゃしてますがw)ので、実際にどうやって働いているのか、どう使われているのかを知れる場所として、海外企業主催のイベントは有意義な場所です。


まとめ

正直なところ、海外の文献や、動画、資料などは翻訳機の進化により英語を学ばなくてもいけると思います。

ですが、今回英語を学んだ結果、一番大切だと思ったこと。

英語はあくまでコミュニケーションツールの1つ。
Try & Error前提で、発信をしていくことが、自分の世界を広げることにつながる

です。

帰国子女でもない、海外籍でもない、ハーフでもない自分が完璧な英語を使えるわけはありません。友達からは日本語でさえもおぼつかないとよく言われますw

プライドが高い自分は、英語を完璧に話せないと意味がないと思っていましたが、その考え方が間違っていたのだと思います。

英語だけでなく、言語はあくまでツールであるため、それをどう活かすが大切とだと思います。デザイナーとして、自分のキャリアをデザインするために、これからも精進していきたいと思います。


(この記事まとまってんのかな。。。w)

以上、ちゃんあべことあべでした。

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