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時々戦術系、GK推し ガイナーレ鳥取 / 徳島ヴォルティス https://lit.link/tomoct11

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ガイナーレ備忘録 2024

試合に関するつぶやきを対戦相手別にまとめていきます。 最終更新日: 2024/4/17 リーグ戦FC今治 第1節アウェイ戦 アスルクラロ沼津 第2節アウェイ戦 テゲバジャーロ宮崎 第3節ホーム戦 いわてグルージャ盛岡 第4節アウェイ戦 カマタマーレ讃岐 第5節ホーム戦 Y.S.C.C.横浜 第6節アウェイ戦 ヴァンラーレ八戸 第7節ホーム戦 福島ユナイテッドFC 第8節ホーム戦 AC長野パルセイロ 第9節アウェイ戦 カターレ富山 第1

    • 【ガイナーレ】開幕2戦の課題を印象論で振り返る

      はじめに開幕前の期待感とは裏腹に、現実は開幕2連敗で厳しい船出となったガイナーレ。 2戦目ではビルドアップ時のポジショニング修正等改善が図られた一方で、課題も多く残る。 ピッチ上で何が起きていたのか、開幕2戦から読み取れる課題を印象論で振り返っていこう。 目指すモノと前提ガイナーレが縦に早くを思考するサッカーから、同じ車両で前進しながら試合を支配するサッカーへ進化を遂げようとしていることは昨季の記事で紹介した。 特に今季は、開幕前のトレーニングマッチや開幕戦の様子を観

      • GK講座 技術が詰まった3秒間

        はじめに2024 J3第1節 鳥取vs今治で、GK櫻庭選手はJデビュー戦にも関わらず終始落ち着いたパフォーマンスを魅せた。 この日数々のビッグセーブ連発の中、目立たないが良いプレーなのでは!と筆者の目に留まったシーンを共有したい。 技術が詰まった3秒間筆者が唸ったのは、試合時間89:40~89:43頃のシーン。相手フリーキックから混戦になったボールを拾われ、鳥取のDFライン裏へ通されてシュートを放たれた場面における櫻庭選手の振る舞いだ。 ↑動画時間4:34からの櫻庭選手

        • ガイナーレが実践するGK論

          はじめにガイナーレの和歌山キャンプの様子を伝える日本海新聞の記事で、『GK強化へ細部を点検 新コーチが指導』という小見出しが目にとまった。 記事には昨季までと異なる練習方法をとっているとあり、今回は何が変化したのかを簡単に紹介していきたい。 GKの境遇本題へ入る前に、「GK (ゴールキーパー)」というポジションについて考えたいと思う。 突然だが、サッカー・フットサルでこんな経験はないだろうか? GKは動けない人がやる GK役を交代で回す そもそもGKを設定しない

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          新たな挑戦

          金鍾成監督 (以下、ジョンソン監督) が途中退任され、増本浩平暫定監督 (前HC) 体制になって4試合が経過した。 試合を観ていると監督交代の前後でサッカーの内容が明らかに変わったが、この変化点を曖昧にしたまま今後を見守るのはどうにも腑に落ちなかった。 よって運良く時間も確保できた今、ここで状況を整理しておこうと思う。 ジョンソン監督体制の功罪前任のジョンソン監督は縦に素早くボールを届け、複数の選手が追い越しを図りながら相手ゴールへ最短最速で迫るサッカーを目指していた。

          新たな挑戦

          私がガイナーレ鳥取の戦術分析を始めた理由

          久しぶりの投稿です。 ここ最近、Jサポの方々が自身の応援しているチームや欧州主要リーグの試合を分析、解説されている記事を目にする機会が急激に増えたように感じます。 Twitterやnote、ブログなど形式は様々で自分もこれら3つを駆使して発信している身ですが、ここで投稿を始めたきっかけって何だろう?と、ふと考えることがありました。そこで、これまでの経緯を一度まとめておこうと思った次第です。 私が戦術解説ブログを投稿し始めた主なきっかけは、2017年から2018年における

          私がガイナーレ鳥取の戦術分析を始めた理由

          ブログを更新しました。群馬vs鳥取です。 https://tomo-ct11.hatenablog.com/entry/2018/12/10/090126

          ブログを更新しました。群馬vs鳥取です。 https://tomo-ct11.hatenablog.com/entry/2018/12/10/090126

          試合分析 ブログへ移行のお知らせ

          視認性や拡張性を考慮した結果、試合分析の場をブログへ移行することにしました。移行先のリンクを以下に貼っておきます。noteは残したまま、別の使い道を検討中です。 とものガイナーレ鳥取を語る場 次の更新は、2018明治安田生命J3リーグ第27節 鹿児島ユナイテッドFC戦を予定しています。 ブログでも引き続き、よろしくお願い致します。

          試合分析 ブログへ移行のお知らせ

          2018 J3第26節 ガンバ大阪U-23vsガイナーレ鳥取【個のスキルと今後の鍵】

          はじめにJ3リーグ中断明けの直近5試合で18得点と攻撃陣が好調ながらも守備に不安を抱えるガイナーレ鳥取。対して、トップチームの指揮官に就任した宮本監督からバトンを受けた實好監督率いるガンバ大阪U-23。両者が激突した一戦を解説する。 両者のフォーメーションとメンバーは次の通り。なお、実際の試合では、G大23は食野をSH、中村をCFに置く[4-4-2]を採用した。 G大23のフォーメーションとメンバー 鳥取のフォーメーションとメンバー G大23の狙いG大23は、基本の[

          2018 J3第26節 ガンバ大阪U-23vsガイナーレ鳥取【個のスキルと今後の鍵】

          2018 J3第24節 ガイナーレ鳥取vsFC東京U-23【複数の選択肢】

          はじめに昇格圏への浮上を考えれば、残り全試合で勝利しか許されないガイナーレ鳥取。対してトップチームへの昇格、再昇格を目指す若手とベテランの融合が鍵となるFC東京U-23。両者が対戦した試合を解説する。 両チームのメンバーとフォーメーションは以下の通り。 鳥取のフォーメーション F東23のフォーメーション F東23の意図F東23は鳥取対策が候を奏したのだろうか。ボールを保持しながら展開する機会は少なかったものの、攻撃時は平岡、内田の両SHがハーフスペースに絞り、[4-4

          2018 J3第24節 ガイナーレ鳥取vsFC東京U-23【複数の選択肢】

          2018 J3第20節 ガイナーレ鳥取vsアスルクラロ沼津【2つの修正点】

          はじめに今回はアスルクラロ沼津戦を観戦して気になった以下2つの要点に着目し、レビューを行う。 1. ロングボールの有効性と使いどころ 2. ビルドアップにおける3バックの広がり幅 各チームのメンバーは以下の通り。鳥取は[3-4-2-1 (3-4-3)]、沼津は[4-4-2]のフォーメーション。 1. ロングボールの有効性と使いどころロングボールはカウンター、サイドチェンジ、ポスト役への配球、後方のスペースの利用などを目的として使用される。 筆者は当初、相手のDFライン

          2018 J3第20節 ガイナーレ鳥取vsアスルクラロ沼津【2つの修正点】

          2018 J3第16節 ギラヴァンツ北九州vsガイナーレ鳥取【自信と過信】

          はじめに忘れもしない悪夢がガイナーレ鳥取を襲った2016年シーズン。あれから2年、同じ舞台で再会するとは思いもしなかった柱谷哲二新監督が率いるギラヴァンツ北九州戦。あの時とは違う、成長と進化を遂げた強小の魂を見せたい。 両チームのフォーメーションガイナーレ鳥取は継続して3-4-2-1を採用。今節も山本がスタメンを張り、組織的な前プレと再現性の高い攻撃の形でペースを握りたいのは須藤監督。 対するギラヴァンツ北九州は前節に続いて4-4-2を採用。まずは初心に帰り、基本形のフォ

          2018 J3第16節 ギラヴァンツ北九州vsガイナーレ鳥取【自信と過信】

          2018 J3第14節 ガイナーレ鳥取vsガンバ大阪U-23【さらなる進化を求めて】

          はじめに前節、リーグ戦初采配で衝撃のデビューを飾った須藤大輔監督。就任7日程度と短期間ながら、前線への連動した守備や攻撃の形を早くも植え付けゲームを支配。そのAC長野パルセイロとの一戦はスコアだけ見れば1-0も、内容では圧倒していた。今節でもその片鱗を見せ、須藤監督自身の手腕が本物であることを証明できるのか。才能の宝庫ガンバ大阪U-23戦は最注目の一戦となった。 両チームのフォーメーションガイナーレ鳥取は3-4-2-1。前節スタメンでJ3得点王のレオナルドに代え山本を先発起

          2018 J3第14節 ガイナーレ鳥取vsガンバ大阪U-23【さらなる進化を求めて】

          2018 J3第13節 AC長野パルセイロvsガイナーレ鳥取【高まる期待感】

          はじめに2-0で勝利した秋田戦のわずか2日後、ガイナーレ鳥取は森岡隆三監督を解任し、新たに須藤大輔新監督を迎え入れることを発表した。塚野社長によれば、前記事でも触れた崩壊した守備の改善が進まなかったことから苦渋の決断をなされたという。一方で、森岡前監督の魅力的な人間性に退任を惜しむ声が多いことも事実で、J1クラブのコーチ要請を断ってでも鳥取を選んで指導していただいたことに感謝しきれません。須藤監督には、森岡前監督の意志を継承しつつ、守備の立て直しとチームに新しい風を吹きこんで

          2018 J3第13節 AC長野パルセイロvsガイナーレ鳥取【高まる期待感】

          2018 J3第11節 ガイナーレ鳥取vsカターレ富山 【守備のほころび】

          はじめにリーグ戦序盤は幸先の良いスタートを切るも、昨シーズンと同様に大量失点を重ねる悪い展開が見え始めた側近の数試合。そこで今一度、チームの何が問題なのかを読み解くこと。また今後チームが改善・成長していく過程を見守るという新たな楽しみを得るためにも素人なりに綴っていこうと思う。 その中でも今回は、特に失点シーンのプレーに着目する。なお、DAZNの見逃し配信やYouTubeのハイライト動画を同時に参照されることをお勧めします。 両チームのシステム 鳥取は4-4-2のシス

          2018 J3第11節 ガイナーレ鳥取vsカターレ富山 【守備のほころび】