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母に似ている自分が嫌いだった。。

西洋占星術を学ぶ過程で、サターンリターンという概念に出会った。

サターンとは、♄土星
西洋占星術でいう土星は、土星は凶星(マレフック)
よく、試練の星と呼ばれる。

土星の公転周期は、約29.5年。
30歳前後に、運行中の土星が巡り戻って、
出世時の土星の位置に重なることをサターンリターンと言う。

人生、生きていれば大変なことなんて、当たり前にある。
乗り越えるための試練。
努力と忍耐を促す。
向上心や、責任感を養う。

土星は凶星。だが、克服すべきもの。
怖いものではなく、克服すべきポイントを示してくれる、
厳しめの先生といった感じ。


母との関係に長年葛藤を抱いていた。
なぜか、母は私のやることすべてを否定してきた。
あれもこれもダメ。我慢しなさい。
これもしてはいけない。
ルール、規則。
破ったら、家の中で一週間くらい無視される。
母が気に食わないことをしないように生きていた。

そんな母が大嫌いだった。

そして、時々、大嫌いな母に自分が似ているようにも思えて、
自分のことも大嫌いだった。

私から見た母は、寂しい人に見えていた。
いつも愚痴ばかり言っていた。
この人は、生きていて楽しいのだろうか?
私も、生きることがつらい人種だったが、いつもそう感じていた。


サターンリターン……
えっと、土星の公転周期は約29.5年か。
30歳前後に一度目のサターンリターンが来るんだ。。
ん?
30歳差だったら、土星の星座が同じってこと。。。??

私と母は30歳差。。
母のホロスコープで土星の星座を見てみる。

やっぱり、同じ天秤座に位置していた。


母と私の試練の星、天秤座土星。。
乗り越えるべき、同じ試練を持ったもの同士だった。

天秤座に位置している土星が意味するのは、
・人とのコミュニケーション
・人との距離感
・コミュニケーションに苦手意識を持つ

寂しそうに見えていた母
おそらく、土星の試練を乗り越えていないまま
子育てをいていたんだろうな。。

今思うと、母は私の中に彼女の姿を投影し、
私もまた、母の中に自分を投影していたのかも知れない。

今世の与えられた試練がおなじだったのか。。
なんだか笑えてくる。

母は私にとって、反面教師で
一番身近に、試練を教えてくれている存在だったんだ。

早めに気づいていればなぁ。。

サターンリターンの学びの気づき!
西洋占星術を学んで、母への味方も随分変わった。
これはそのうちの一つ。


「鏡の法則」

あなたの身近な大嫌いな人も、
あなたに何かを教えてくれる存在かもしれない。


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