去年観て良かった映画の話

去年観た映画の紹介。

※ネタバレはありません。あらすじはさらっと書きますが。

ほとんどアマプラとかで観たので僕が去年観た映画であって、去年公開の映画ではありません。

以下、紹介。

『君が君で君だ』

3人の男が1人の女性に恋をして、3人でその女性の生活を監視し続ける話。果たしてこれは愛か異常か。という。池松壮亮が良い。僕は池松壮亮が大好き。

『夜空はいつでも最高密度の青色だ』

池松壮亮繋がりで。元々は詩集でどうやって映画化するんだろうと思って観た。底辺労働者が日常をもがきつつささやかな希望を見つける話。池松壮亮がクズっぽい役を演じている映画は大体良い。「愛の渦」とか「紙の月」とかね。

『JSA』

パクチャヌクの初期作品。北緯38度線についての話。復讐3部作ほどではないけど良く出来ていて面白い。当然ソンガンホが出てくる。

『グエムル-漢江の怪物-』

ソンガンホが出てくる映画は全部面白い。ゴジラと同じ方式で怪物誕生、さあどうやって倒そうか。という話。ゴジラに比べて怪物の大きさが5Mくらいなのがリアル。冒頭の怪物が川辺で人々を襲うシーンの恐怖感は圧巻なのでそこだけでも観て欲しい。

『インスタント沼』

なにも考えずに見れるハッピーな映画。基本意味分からないんだけど映画の面白さに引きずられて観ちゃう感じ。そして最後は謎の爽快感。

『血と骨』

監督北野武だと思ったら違った。武の演技の巧さと怖さを存分に楽しめる。内容は濃密でハード。武がひたすら凶暴。

『沈黙 -サイレンス-』

遠藤周作の小説が完全再現されてて凄かった。流石マーティンスコセッシ。内容は迫害を受けるキリスト教信者が神の沈黙と向き合う話。こんなに苦しいのになぜ神は救ってくれないのか。という。とにかく全員の演技が巧い。小説を読んだことがなかったらこれ見ればOK。

『スペースカウボーイ』

クリントイーストウッド監督作品。面白いに決まっている。内容は4人のジジイが宇宙で頑張る話。ジジイが頑張る映画は大体面白い。

『ゲット・アウト』

黒人差別の話。なんだけど直接的には描かずにそれを下敷きにしたサスペンス。非常に作り込まれている。うわべの内容をなぞるだけでも面白いんだけど、黒人差別に関する比喩・暗喩がふんだんに盛り込まれていてそれに気付けるともっと楽しい。知識がないと多分全部分からない。

『フローズン』

これからスノボ行く人全員観て欲しい。内容は書きません。スノボ行く人は絶対観ろ。


以上、まだまだありますがとりあえず10個になったのでおしまい。

僕はネタバレが嫌いなので内容についてほとんど書きませんでした。でも、全部面白いので気になった映画があったら観てみて下さい。多分大体の作品がアマプラで観ることが出来ると思います。

今年も沢山映画観たいですね。


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