人生を変えるような選択ではなかったけど、一生覚えている瞬間

人生は選択の連続とよく言われます。
「あの時ああすればよかった」なんて数えきれないほどあります。
ただ、あの時ああすればと反省するけど少し経てば頭の中から抜け落ちてしまうんです。
その中でも忘れない心に残る選択の後悔があります。

数年前にバイクで信号待ちしていた時に、
反対車線の歩道で車いすを乗った方がいました。
その方が何か物を地面に落として困っているのが目に映りました。
反対車線は車通りが無く、行こうと思えば自分はいける状況でした。
でも、まあ大丈夫でしょうと思い、僕は信号が青になると同時に
進んでしまいました。

今でもこの時のことを思い出します。
あの人は、落としたものを拾えたのかな?
誰か助けてあげたのかな?
拾う時にケガしていないか?
信号を渡ってから頭の中をこんな考えが駆け巡りました。
この時にもし助けていたとしても、今の生活と何にも変わらないかもしれないけど、
手助けしなかったことで数年前の出来事がいまだに残ることになっています。
そしてその日のうちに、次同じシチュエーションがあれば絶対拾ってみようと決めました。
でも、そのようなシチュエーションはそれ以来一度もありません。
あぁ。あの時行動していればこんなモヤモヤなかったであろうに。
こういう時に考えるより体が動く人間になりたい。

#振り返りnote

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