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青は藍より出でて・・

農家の嫁になりたかったアロマテラピスト
新城朋子です。
 
人の身体にとても良いことで知られている
藍(インディゴ)染。

藍は人類最古の染料とも言われ、世界各地
で使われていました。
 
日本にはおよそ1500年前に中国から伝えられ
平安時代までは主に宮廷や上流貴族が身に
着ける高貴な色とされました。

現在でも、法隆寺や正倉院に布類が多数保管
されています。

中世の日本では藍の青を「褐色(かちいろ)」
と呼びこれが、「勝つ」と同じ響きだった
ことと、藍染の持つ消炎や解毒、止血作用が
重宝され、

武士達の間で藍染が愛用されて、甲冑の下に
「かちいろ」という下着を身に着けることが
習慣となりました。

また、江戸の頃には、庶民の間でも藍染が
拡がり、耐火性があることから火消半纏に
使われたり、

抗菌性、消臭性に優れ、虫食いを受けにくく
保存性が高いことから着物や作業着、のれん、
のぼり、寝具にまで使われていました。

そんな藍は染料としても有名ですが実は、
食用にもなり、漢方としても使われて
きました。

昔は、食用としては、実を発芽させて、
刺身のツマに、また、新芽をうどんの
薬味とし、葉は天ぷらにして、日常の
おかずなどにされていました。
 
また、漢方としては、葉を藍葉(らん
よう)、実を藍実(らんじつ)といい、
消炎・解毒・解熱作用などの薬効が
あります。

現在の日本で、藍の栽培と藍染が盛ん
なのは徳島県で、次いで沖縄、北海道
ですが、
 
私たちが日常的に切るジーンズなどの
藍色は、ほとんどが合成染料となって
います。
 
藍の恩恵を受けるには、天然の藍を栽培
している産地の産品がおすすめです。
 
藍について、つづきのお話は、
下記のリンクからお気軽にお声がけ
ください。

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