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飾りじゃないのよトサカは

農家の嫁になりたかったアロマテラピスト
新城朋子です。

花びらがモフモフっとしていて、
毛糸のようだからケイトウと言うのだと
子供の頃は思っていました。

この花の和名、鶏頭はにわとりの頭の
とさかに似ていることからつけられた
名前ですが

学名の「argentea 」はケイトウの花を
燃え盛る炎に見立て、ギリシャ語で
燃焼という意味の言葉が使われています。

アジア、アフリカの熱帯地方原産とされ
日本には奈良時代に中国を経由して伝え
られました。

その昔には、日本でも食用とされていた
時期があるそうですが、現在でも東南
アジア、アフリカでは食卓に乗るそう
です。
 
若芽、若葉をあく抜きするとアブラ炒め
や胡麻和えなどで美味しくいただくこと
ができ

また、薬用としても用いられており
花は肝臓・腎臓によく、収れん作用が
あるため、止血、止痢、止帯(おりもの)
の効果があります。

凍傷には、煎じた液で患部を洗うこと
で治りがよく、ノゲイトウの種類では
種子に強壮作用があり、耳目の機能を
改善する効果があります。

根や茎は干した後に室内でいぶすと、
ネズミが数カ月入って来なくなるため
ねずみ除けとして使えるなど、実は
とても優秀なお花でした。
 
花の形によって、トサカケイトウ、羽毛
ケイトウ、久留米ケイトウなどの種類に
別れ、日本では園芸品種として、とても
人気があります。

色も鮮やか。
ケイトウの続きのお話は、下記のリンク
からお気軽にどうぞ。


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