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秋味

農家の嫁になりたかったアロマテラピスト
新城朋子です。

秋の美味しい楽しみのひとつ、
さといも。

さといものふるさとは、インド東部から
インドシナ半島の熱帯地域と言われ、

そこから南太平洋方面に伝わったものは
タロ芋に、

そして、寒さに強い種類が中国や日本に
伝わりました。

日本では、縄文時代の中頃に人々の住む
里で栽培されるようになり、

それまで山でとっていた山芋と区別して
「さといも」と呼ばれるようになりました。

でんぷんを主成分とし、低カロリーで食物
繊維も豊富。

独特の「ぬめり」はマンナン、
ガラクタンという成分によります。

マンナンは水溶性食物繊維であるため便秘
予防に、消化促進、ガラクタン
には免疫力向上作用があると言われます。

ぬめりの正体のひとつ、糖質であるガラ
クタンとたんぱく質が結合したものは、

血圧を下げ血中のコレステロールを取り除
く効果があります。

また、体内に入るとグルクロン酸
という成分に変わり、胃・腸壁の潰瘍予防
・肝臓強化に役立ちます。

豊富な食物繊維マンナンは、便秘改善にも
役立ちます。

さといもは、生食では、たんぱく質が付着
したシュウ酸の針状結晶が多く含まれるため、

えぐ味や渋みが強く、その結晶が口腔内に
刺さることによってかゆみが引き起こされ
てしまうため、

食べるときには、加熱することでたんぱく質
が変異させ、渋味やかゆみは防ぐことができ
ます。

また、さといもの皮をむく時のかゆみは、
塩や重曹を手に付けることで解決します。

さといもは、同量のじゃがいもに比べカロリー
が約半分。

これからの季節、三密に気をつけながら、
屋外での芋煮会なども楽しいですね。

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