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クズって呼ばないで

農家の嫁になりたかったアロマテラピスト
新城朋子です。

子供の頃、風邪をひくと「これを飲みな
さい」といわれた甘苦い粉。

「葛根湯(かっこんとう)」という名で
葛の根っこからとった成分が生薬として
使われています。

漢方で葛は、頭痛や肩こりなどの感冒
症状、麻疹、筋肉の緊張、口渇、下痢
などに用いられます。

民間では葛でんぷんに砂糖を加えて
溶かしたものを葛湯と呼んで風邪の
初期や腹痛に用います。
 
葛粉にはイソフラボノイドという成分
が多く含まれていて、この物質には
 
筋肉や血管の緊張を和らげる働きや
炎症を抑えて熱を下げる働きがある
と言われています。
 
「葛根湯」は発汗を促すことで熱を
下げ、風邪を治そうとしますが、
最近の西洋医学的な基礎研究でも、
抗炎症作用などが確認されています。
 
薬用としても、とても優秀な葛ですが、
お楽しみはなんといっても、くずもち
やくず饅頭、干菓子も・・。
 
お料理のとろみ付けにも葛をつかい
ますね。
 
葛はとても繁殖力が強く、かつては
葉を飼料として、馬、やぎ、牛などに
食べさせていたそうです。
 
また、蔓を煮て水にさらし、発酵させて
繊維を取りだしたものを紡いで、葛糸
を作り、布を織って衣服などに用いて
いました。

現在では、よこ糸に葛糸を入れ、たて糸に
絹や麻、木綿の糸を用いて機械で紡績した
ものを
 
襖張りや壁張り、表装や装本用の布などと
して利用しています。

古い時代から人の暮らしと共にあった葛。
 
まだまだお話は尽きませんが、

続きは、下記のリンクからどうぞ。


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