何をやっている人かはシンプルでないと伝わりにくい
先日、ある講座の撮影で「あなたの目標は?」という質問に対し、自分の考えを書くというシーンがありました。
参加していた方の多くは、「人の役に立ちたい」「困っている人を助けたい」「人をワクワクさせたい」「人に元気を与えたい」など、案外ボヤッとした答えを書いている方が多い印象でした。
何となくやりたいイメージはぼんやりですがわかる気がすると思う程度で、何かあった時に実際にその方にどういう場面でどういう風に声をかけたり、紹介したりしたら良いのかが不明だったように感じました。
そうなると、その人に仕事を依頼するということは思いつかず、チャンスを失っているようにも感じたのです。
例えば、人の役に立ちたいとしてもどう役に立ちたいのか?手段、手法が不明だからではないでしょうか?人の役に立つというのは、いろいろで、わかりやすいものですと人命救助は人の役に立っていますし、進路を悩んでいる学生にアドバイスするキャリアアドバイザーなんていうのもありますし、夫婦間の悩みを解決する職業の人もいたりと、すべて人の役に立つに該当する気がします。
結局、自分の中でわかっていないから明確に伝えることができず、ボヤッとした感じになってしまうのではないかと思われます。人の役に立つと考える前にまずは自分の考えをしっかり持った方が良いのでは?と思われてしまうかもしれません。現に私はそう感じました。
まさに脳内SEOにつながるのですが、伝わらないと意味がありません。
私は常にシンプルに自分のしていることややりたいことを伝えるように気をつけています。
「映像を制作している」「映像作品を制作したい」「映像制作を教えることをしている」とすべて映像に関することをしているとわかりやすく伝えるようにしています。そうしますと、映像というキーワード=私のイメージになるからです。シンプルに伝えることを意識するだけでだいぶ違ってくると思います。
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