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【クリエイティブな仕事をビジネスにする方法】動いていないと何もついてこない

今回は、「動いていないと何もついてこない」ということについて。

弊社が台湾事務所を作って今年で6年目になるのですが、どういう経緯で台湾事務所を持つことになったかというと、そもそもの始まりが、「海外に拠点を持ちたい」ということからスタートしました。海外といっても広いので、どこの国か?というのを明確にしないと先に進まないと思い、アジア圏内で自分が今まで行った中で良いなと思った国に絞りました。その候補として「韓国」「台湾」「ベトナム」という3カ国になり、まずは韓国から当たりました。

今から10年近く前になりますが、韓国で日本でやっている事業と同じことをしようと思い動きました。学生時代に韓国は2年住んでいたことがあるので、言葉と地理は知識があったので、そこは苦労しなかったのですが、韓国の同業者を知り合いに紹介してもらったり、KBSというテレビ局の人を紹介してもらったり、芸能事務所の方を紹介してもらったりといろいろ当たってみたのですが、そこから先になかなか進めず、1年くらい経ってしまったので、一旦韓国から離れようと思い、次にベトナムにしてみました。

ベトナムではそもそもエンタメ的なものにお金を払うという習慣があまりないというのと、外国人が事業をすることに結構ハードルが高いことを感じ、こちらもストップさせたのですが、ネットで良さそうな方にアポイントを取ったり、動いている間に繋がりができたので、それはそれでよかったので何かの折に頼めそうだなと感じた次第です。ベトナムは半年くらい動きました。

次に台湾に焦点を当て動き始めました。2カ国で感じたのが、日本にいてやりたいと言っても誰も本気で協力してくれないなと思い、まずは事務所を作ってしまおうと考えました。ネットで台湾にあるシェアオフィスを見つけ、そこで事業所を作りました。仕事があるなし関係なく、先に事務所を借りたのです。事務所があるということでホームページに書いたりSNSに書いたりしていると、不思議なことに問い合わせが来るようになりました。最初に来た問い合わせは、台湾である機械の実験をしている企業様で、その実験の同行通訳ができるかどうか?ということでした。そこで借りているシェアオフィスのスタッフの方に聞いたらできるということでしたので、その手配をしたというのが最初の仕事です。そこからそういうニーズがあるのかと思い、ネットで通訳と翻訳の仕事ができる方を現地で探し、面接をした上で、業務提携を5名の方としました。その内容も追加でホームページに書いておいたら、あるメーカーさんから現地に出す資料の翻訳をしてほしいという依頼が入り、それを対応したり、それ以外にWEBCMの字幕の仕事など、徐々に増えていった次第です。

台湾事務所は完全に動きながらニーズを探しながらという状態で進めていたのですが、動いているうちにどういうことが求めされているのか?も同時に知りました。最初描いていたのが、台湾現地の企業と組んで日本向けに仕事をすることだったのですが、ニーズを見てみると逆で、日本の企業が台湾に向けて何かする際のサポートができるということです。この発想はあまりなかったのですが、現地企業ばかりに目を向けて営業をしていたのですが、逆だということがわかったということです。次に考えているのが日本のものを台湾の方に知ってもらうイベントを開催することです。まずは美容のイベントを開催するために現在動いているという状態です。

動いていることで、いろいろな情報を得たり、知り合うことができるということを日々感じている次第です。やりたいと思ったことがあるのでしたら、まずは動いてみることをおすすめします。

週1でメルマガを書いています。メルマガではより具体的にクリエイティブな仕事をビジネスにどう活かしていくか?についてご説明しています。こちらもよかったらご覧ください。(毎週金曜の18時に発行しています)

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