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都市での生活を心地よくするためには自分軸が必要。

先週末、奄美大島に子供二人(小6と小2)と共に家族4人で行ってきました。

奄美大島の旅を経て、都市での生活は自分軸をしっかり持っていることがとても大切だと気づかされました。

雑談

今回の旅行、我が家の夫婦の見え方にも新しい気づきがありました。

我が家の旅行は、私が企画、夫が具現化します。

夫婦とはよくできているもので、私は「こうしたい!」が明確で、それを実現するための場所やスケジュールを考えることが好き。でも、細かな交通手段や移動時間を考えることが嫌なタイプ。

逆に夫は、企画することは面倒だけど、決まったことを具現化していくことは得意。宿泊先やレストラン、大まかなスケジュールを私が考えたら、それが実行できる移動手段や時間配分を考えてくれるのが夫です。

夫に対して、もっとノリよく一緒に行き先やスケジュールを決めたいと思っていた時期もあるのですが、私の苦手なことをやってくれるので今となってはありがたいです。

逆に夫は、私に対してワクワクだけで決めて詰めが甘くイライラする部分もあったようですが、今回の旅行で「いつもいいところ見つけてくれてありがとう。俺だったら絶対選ばない選択だった」と言ってくれました。

そんな奄美大島の旅を経て、都市はあっという間に本来の自分が求めていることと違うところにのみこまれる構造になっているなと思ったのです。

都市にいると無意識に欲を搔き立てられていることに気付く

最近の旅先は、自然を満喫できてゆっくりと過ごせる場所を選ぶことが多い我が家。

理由は、子どもたちに人工的な刺激物がなくても、自然の中に好奇心の種がたくさんあることを知ってほしい気持ちがあること。そして私の心が自然を求めているからです。

大自然に触れると五感が潤い、大きなエネルギーをもらえます。

さらに私にとって大きな理由が執着や欲に気づいて不要なものに気づかせてくれるからでもあります。

学生時代から離島は大好きなのですが、行くたびに「私、なんでこんなことに執着していたんだろう」と思うことがよくあります。小さいことで言えば大学生の頃は無理して買おうとするブランドのバッグとか。

東京にいると、私は無意識に欲を掻き立てられてしまう人間なんだと思います。「こうありたい」「これを実現したい」などなど。その欲を満たすために足りないものを補おうとする。

でも東京から離れて自然に囲まれた地域に行くと、私の本質はそこを求めていなかったり、既に満たされている現実があったりすることに気付かされます。

都市に住んでいると広告やお店、様々な情報が散りばめられていて、自分が求めていないことでも欲しくなったり、現実化させたくなったり欲を掻き立てられるなと感じます。

さらに情報を得ていないと社会から取り残される危機感があり、自分で情報を取りに行くことまでしてしまう。

本当に必要な情報であればいいのですが、必要かどうかも考えず「取りに行くべき」と思考停止状態で情報を得ている状態。

自分の軸に立ち返ることをし忘れると、あっという間に波にのまれてしまうような環境だと感じます。


現実は何も変わっていないのに不満から幸福感に変わる

子どもたちが楽しそうに「キャッキャッ」遊んでいる声を聴けること、家族で穏やかにお同じ空間にいること、子どもの好奇心に火がつく瞬間に立ち会えること、そんなことが私にとってはとても幸せ。

現地の人の温かさに触れることも幸せ。

足りないことを補おうとしていると、そこに執着して自分のことで精一杯になるのですが、目の前にある満たされているものに目を向けていくと感謝や幸福感がわいてきます。

現実は何も変わっていないのに不満から感謝、幸福感へと変わります。

感謝を多く感じられるとエネルギーが沸いてきます。そして私が本当はどうしていきたいのかがクリアになっていく感覚があります。

都市部が悪いわけではないけれど自分をしっかり持っていないと心の平安が得にくい

資本主義社会の中で勝ち残る戦略は必要なのだと思います。
しかし、人間が、いや人間だけではなく全ての生物が生きやすい環境とは言い難い今の都市部の環境。

子どもたちは、小さい頃から欲と戦うことになり厳しい環境だと感じます。なかなか心の平安が訪れにくいのではないでしょうか。

欲と戦い何度も負ける経験をするだろうから自己信頼が得にくかったり、時には欲に負けて思わぬ行動に出ることだってあるかもしれません。

だから嘆いて終わるのではなく、自分ができることをやっていきたいと改めて思いました。

私ができることは、情報や外側の価値観に振り回されるのではなく、自分の内面が平和である選択をしていけるようにサポートをしたり、自分自身も自分の内面に意識を向けていくこと。

そして自分軸の大切さや都市環境の煽りや情報に対しての違和感について声をあげてみること。

欲が良い方向に働くことももちろんあるのですが、そこにのみこまれて振り回されると苦しさが出てきます。

自分の本質は何を求めているのかに立ち返りながら、自分が必要な選択をしていけると不要に落ち込んだり、恐怖心に煽られたりせず心の平和を取り戻していけるのではないかと感じました。

最後まで読んでくださりありがとうございました。


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