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自分の中に必ず答えがある!と自分を信じ切ること

こんにちは。
鷹取智子(たかとりともこ)です。


研修講師として企業向けにコミュニケーション研修などを提供、
調剤薬局にいた経験を活かし、医療機関での接遇コンサルティング
にも関わっています。
また、個人向けには「自分をごきげんにする心と身体の整えメソッド」講座
を実施しています。


先日のキャリア研修でのこと。
個人ワークをする中で、全く筆が進んでいない受講者さんが。
声をかけてみると、


「わかりません。私には何もないと思います・・・」


との回答が。


「必ずあるはずですよ!普段忙しいでしょうし、なかなか自分のことを
考える機会もないですよね。だからすぐに出てこないだけ。
だから今日の研修があるんです。一緒に考えてみましょう!」


と伝えて、質問で引き出してみると・・・


「あ、もしかして●●とかですか?」


と嬉しそうな表情に。その人の目にスイッチが入り、キラリと光る瞬間!
この瞬間が、私はたまらなく好きなんです。


「ね、あるでしょう?その調子で他にも考えてみましょう」
と伝えて席を離れると、数分前の固まった様子とは別人のように
真剣な表情でどんどん書き出していました。



「自分の中にはない」
「わからない、難しい」
「正解を書かないと」
「間違っていたらどうしよう」


そんな風に思ってしまうと、心も脳もフリーズしてしまう。だから、



「必ずあなたの中には想いや考え、答えがある」
「難しく考えなくてOK。思ったこと感じたことを言葉にしてみるだけ」
「あなたの答えはすべて正解。というか、正解も不正解もないから」


それらの言葉を、何度もかけるようにしています。


研修の冒頭では、中々書き出すことができず、グループワークでも
話が進まない方がいらっしゃいました。
が、徐々に自分の心にあることを言葉にすることに慣れてきて、
嬉しそうに対話していて。


最後のアクションプランを作成し、グループ内で発表するワークでは
最初は苦戦していた方々もイキイキとした表情で、堂々と素晴らしい
アクションプランをシェアしていました。


「私の中に必ず答えがある!わかる!」と信じて、真摯に自分と向き合う力の素晴らしさに触れて、感動しました。
研修のたびに感じるのは、私の方が学びをいただいていてありがたいな~ということ。


講師としてコーチとして、相手のことを誰よりも信じて寄り添うことは意識実践していますが、私自身が私のことを信じ切れているかな、と
気づきをいただきました。


自分のこともしっかりと信じ、「どんな答えも正解だよ」と
自分にも言葉をかけてあげよう、そんな風に思っています。



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