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桜と僕

いつもの時間

いつもの場所。。

朝7時半

今朝は
ピピピと合図ごなる前に
寝過ぎたのか?と思うほどだった

ここはどこなの?

今、何時なの?

と少し焦る気持ちでスッキリ目が覚めた。。

最近では珍しい光景だった。。

最近は苦虫を噛み潰したような顔で仕方なく目覚めていた日が多かったからだ。。

間髪入れずに目覚まし時計が鳴り
数分後には、けたたましい音の携帯電話が僕の耳元より遠い所で鳴り響いた。

どこにあるのだろう?

そんないつもの光景が続いていた

いつもより早く
目覚ましより早く起きた事は
僕にとって今日の勝利を確信したようなものだった。

何もかも上手くいく気がするし
今なら何でもできる気がする。

それなのにその余韻に浸り
結局はいつも通り何もできずに
いつもより遅いかなりギリギリに乗った電車の中でこの日記を書いているのだから、どうしようもない性格を情けなくちょっぴり可愛らしく思えて笑けてくるのを堪えている。

はにかみながら歩く僕に今日は丸みを帯びた丸い花びらの桜のような花がいつもよりにっこり笑いかけてくれている。。

茶色い外壁にとても良く似合う濃いめのピンクの花びらだ。。

最近は改良種が多いのか
洋風な花もよく見かける

この花が日本生まれなのか
海を渡ってはるばるここに来て
根付いてくれたのかは
全くわからないのだが。。

そうそう。

そういう僕も今日は真っ赤なレッドカーペットのような深紅の薔薇のような。はたまた採血した血のような。、たとえか例えが怖い?

そういう真っ赤なハイネックに
辛子色の羽織りものを着ている

和風なのか洋風なのか
わからない。。

きっとお母さんがよく言う
ちゃんぽんってやつだな。。

ふと。いつもの言葉が脳裏に
よみがえった。。

バックミュージックは
カルミラ・ブラーナ

おお運命の女神よ🗽

なかなか渋い曲が流れている。。

僕は運命の女神と出逢い
そのことに気づいて
その女神を笑顔に
そしてこの僕を笑顔に

幸せに人生を謳歌できるのだろうか??

無表情に携帯を見ている
地味な色の服をまとった
大人という形のした人たちに
囲まれて想いを馳せている

おませな小学生だ。。

背中には、ランドセルを背負う
お年頃だ。。

派手な服に黒のジャケット?と帽子が良く似合うと我ながら感心するが、時々、このカラフルな服装のせいで?おかげで日本人に見られないこともある。。

その時はなんだか複雑な気持ちになるけれど、人の言うことなんてあてにならないし、言ったことすら忘れていることもこの僕でも知っている。というかそういう経験を沢山してきた。

さ。なぜか?可愛いらしいキャピキャピした女の子の歌うポップな洋楽が流れてきて、組曲「ペールギュント」が流れてきた。

一瞬違う作曲家の音楽かと思ったら知らない人だった。。

アブェ・マリア
ウに点々をつけたい。。が

できない。。

僕たちの世代はみんな当たり前のようにパソコンを使うけど、大人は使える人は少ないそうだ。。

世代の常識も違うはずだ。。

そしてこの僕も

同世代の人たちと話が合う訳もない。。

それが通常だから
特段、何も感じない

理解してくれるや話が合う人が
現れると驚くくらいだ。

そういう毎日を送っている

そろそろ着きそうだ。。



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