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教育大学生が考える開発途上国での体力測定の意義

〇日本での役割
・小学生から中学生年代における体力・運動能力水準の向上は、昭和60年   以降の子どもの体力・運動能力低下問題を解決するだけに留まらず、生涯に おける体力・運動能力の維持増進や、自立した活動的な生活を可能にすることとなる。このことから小学生や中学生年代における運動習慣と生活習慣の改善を通した体力・運動能力向上のための取組は、極めて重要な役割を果たすと言える。

・内容
 ① 握力
 ② 状態起こし
 ③ 長座体前屈
 ④ 反復横跳び
 ⑤ 持久走
 ⑥ 20mシャトルラン
 ⑦ 50m走
 ⑧ 立ち幅跳び
 ⑨ ハンドボール投げ

新体力実施要項参照
https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/stamina/03040901.htm

結果
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/toukei/kodomo/zencyo/1411922_00001.html

〇発展途上国での体力測定の意義


・役割
 国民の体力、運動能力の現状を明らかにし、教育方法、体育、スポーツ活 動の指導方法、社会問題改善に活かすという役割があります。

・予防医学としての体力測定
 体力測定をすることで運動習慣があるかどうかが分かります。運動 習慣がないと、生活習慣病にかかるリスクが高くなります。体力測定をして個人にどのような運動が必要なのかフィードバックすることで、予防医学としての体力測定として生かされてくると考えます。

・体力測定をして何が分かるか。
 明らかになるのは、その国の運動的要素の長所や短所です。それが分かることによって、どのようなスポーツが得意なのか、また世界と戦えるのかが、わかってきます。そしてそのスポーツを普及させることで、その国の発展につながってくると考えます。
 身長や体重を比べることで、しっかりとした栄養や食事をとれているのかが分かり、その国の食料問題が分かってきます。

・継続した体力測定
 体力測定は、継続して行うことが大事だと思います。一年ごとに、結果を比べることで、改善策をして挑戦したことが正解であるかわかることができ、また改善策を考えることができると思います。この繰り返しによって、発展してくるのではないかと考えています。

・発展途上国でできる体力測定の内容


  長座体前屈(柔軟性)
  段ボールなどで簡単な機械を使うことで測定することができる。
  上体起こし(筋力、筋持久力)
  反復横跳び(敏捷性)
  五分完走(全身持久力)
  50m走(スピード)
  立幅飛び(瞬発力)

・まとめ
 体力測定をすることでその国にとって何が必要なのかが分かってくると思います。体力測定を自分たちでするだけはなく、現地の教員に教えていくことで、継続的な体力測定につながると思います。

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