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店名”SANDPIPER”の由来と成立ち


ともひさです。大好評だったTOP画像のフレブルあんこちゃんをお店の写真に変更しました。

更に、ニックネームに店名と肩書を加えて「ともひさ|SANDPIPERオーナー」と変更しました。自らオーナーと名乗るの恥ずかしいのですが改めてよろしくお願いします。

今回は、ぼくのお店・SANDPIPER(読み方はサンドパイパー)の成り立ちなどを紹介しようと思います。

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と、その前に、ぼくがSANDPIPERオーナーになるまでの成り立ちを簡単に…

ぼくは15年前にSANDPIPERを運営する会社・株式会社ベルモードに入社しました。父親の経営する会社です。ベルモードは祖母が始めた会社で、今年度で70期目を迎えるなかなかの老舗企業です。ぼくは7年前に会社を引継ぎ、代表取締役となりました。

SANDPIPERの歴史

1970年 アパレルのセレクトショップとして大阪市内で開業

当初はミナミの戎橋筋商店街に本店があり、他には梅田や難波の商業施設に出店していました。国内外の人気ブランドをグイグイ攻めた感じで品ぞろえしていて、結構人気だったそうです。

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80年代のバブリー時代には商材の自社ブランド化&全国展開なども行い、最高でSANDPIPERは10店舗程ありました。

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しかし全国展開などは長くは続かず、90年代に入りインポート系の品揃えの店になりました。その後も試行錯誤を続けて、ぼくが入社した2005年にはフレンチ・リラックスカジュアルをベースにしたセレクトショップになっていました。

売れるため・生き残るために変化を繰り返してきたわけです。その頃にはSANDPIPERは、商業施設のなんばCITYに1店舗だけとなっていました。

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SANDPIPERの由来

1965年公開の映画「いそしぎ(原題:The Sandpiper)」から来ています

SANDPIPER(サンドパイパー)の和訳は渡り鳥の”イソシギ”です。映画では、傷ついた翼を治し大空へ飛び立つイソシギが主人公(エリザベス・テーラー)の心の変化の象徴となっています。

ちなみに映画観ていません。 ↑ Wiki参照w

先代(父親)からは「映画から名前とった」と聞かされているだけで、映画の内容からとったのか、名前の響きでとったのか定かではないです。

初代の祖母は「鳥」が好きだったこともあり、”鳥”つながりで名付けたということもあると思います。その影響なのか、今も店内は鳥のオブジェ多め。

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SANDPIPER 中崎町に移転

2012年4月 大型商業施設から路面店へ

SANDPIPERはオープン以来42年間、大型商業施設での営業を柱に成り立ってきました。様々なブランドや形態に挑戦してきた結果、大きく売上を作った時代もありましたが、2010年代には売上は下降の一途で、出店コストのかかる商業施設での運営は厳しくなってきました(引き継いだぼくの責任が大なのですが)。

その一方で、ネット通販による売上は飛躍的に伸びていて、街のど真ん中にいなくても売上を作れるのではないか、完全自己責任の自由な商売ができるのではないか、商業施設におけるシビアな競争の中から逃れられるのではないか… と、父親(当時はまだ社長)やスタッフを説得して思い切って路面店で出直すことにしたのです。

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書いてる間にこの15年間のいろんな感情が蘇り、数日かかってしまいました。この続きはまた次回にします。

最後に今更改めてなんですが、これまでにSANDPIPERをご利用頂いたお客様の方々、お店の礎を築いて下さったスタッフの方々、お力添えを頂いた関係各社の方々、本当にありがとうございました。

今日で最後みたいになりましたが、これから始まりです。

何度目かの始まりです。

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と、言いつつ本日休業日となっております。よろしくお願いいたします。











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