「指輪」物語。〜ちょっといい話。
3月に個人事業として、イラストレーターとしてスタート。4月に本格的に、オーダーも少しずつ頂いております、TOMMY★☆ZAWAです。
今日は、私の体験をもとに、これからの「価値」について考えて書きたいと思います。
1.指輪との出会い
何かをスタートしたり決心したりするとき、私は数年前から、「その瞬間の気持ち」を忘れないように、身につけるものや、持ち歩くものを購入します。
今回、4月から人生を左右するような、「仕事」を始めるわけなので、指輪をとあるブランドで購入を検討しました。
自分にとって、少し高額なものだったので、「即決しない旨」や、「購入の思い」を告げると、お店の方がとても丁寧に対応してくれました。
色々試して「2種類」まで絞り、少し考えることに。
出張先で、来月また来る予定だったので、連絡先と商品のサイズ・品番をメモして渡してくれました。
2.決心。連絡
「自分の仕事がうまくいくように」「決意が揺らぐ時のお守り」として購入を決心。
自分の住んでいるところにもお店があるのですが、1時間くらい丁寧に対応して頂いたので、出張の時に購入しようと、対応された方に連絡しました。
サイズがなかったので、「すぐに取り寄せること」「来店時に対応すること」などを電話で、約束して頂いて、それだけで感動しました。
3.連絡
もうすぐ出張という時に、連絡がありました。
それは、「為替の変動や経済状況で、商品の価格が上がってしまうこと」というお知らせでした。
私は、「少し価格が上がっても、◯◯さんの対応が素晴らしかったので、◯◯さんから購入したいです。」
と告げましたが、
・近くの店に商品を手配するので、そこで購入して欲しい。
・気持ちだけ頂いて、来店時にでも「つけている姿」をお見せください。
・新しい仕事がうまくいくように、応援します。
という言葉を電話でもらい、感動して泣きそうになりました。
4.購入
そして「指輪」が近くの店舗に届き、連絡がありました。
店舗に足を運ぶと、当たり前なのかもしれませんが、きちんと引継ぎがされていて、気持ちよく購入することができました。
予定どおり、出張先でお店に行き、対応して頂いた方に、「指輪」を見せました。
「対面での接客がとても少なくなっているので、『感謝の気持ち』を言葉や行動で頂くと、モチベーションに繋がります」
とお礼を言われました。
私もそれを聞いて嬉しかったし、「指輪を大事にしよう」と決め、「頑張ろう」と再度思いました。
5.これからの「価値」
以上が私が体験した、「指輪」のお話です。
サイズも試していたので、購入しようと思えば、ネットでの購入できた商品です。
私は、あえて「人」と会話をして、会話した「時間」を貴重に思い、それを感謝の言葉で、伝えました。
それを「指輪」を通じて倍以上のものにして、対応してくれた方が、私に返してくれました。
これからは、「価値」を期待するよりも、受け手め作り出す時代なのかと感じました。
そのためには、以下のことがオススメです。
・「もの」や「サービス」ができるまでの、「プロセス」や「携わった人たち」、そして「時間」を想像する。
想像するだけでも、「当たり前」に感じないでしょうし、例えば素敵な食事も、より「おいしく」感じると思います。
・「もの」や「サービス」にたいして、自分の「気持ち」をのせる。
想像すると、「感謝」の気持ちがわきます。ものを大切にするでしょうし、相手に伝えると、相手も覚えてくれて、笑顔で対応してくれます。
・「感動を伝える」
せっかく心動いたことなので、文字に残していきましょう。読み返すと、その時を思い出しますし、少しでも人に伝わると、素敵なことではありませんか?
最後に
自分も、似顔絵を中心にイラストを描く仕事をしています。「絵」を仕事にすることは、表現するだけでなく、伝えるべき人がいてこそなりたちます。
受け手のことを、たくさん「想像」して、その人の「価値あるもの」を届けたいですし、「心を込めて」絵を描きたいです。
この気持ちを忘れぬよう、この活動が続けられるよう、クラウド・ファンディングもがんばります。
https://camp-fire.jp/projects/view/401145
最近「0」が続いているので、落ち込むことも多いですが、「初心」を忘れぬように、「指輪」を大事にします。
最後まで読んで頂いて、本当にありがとうございます。あなたの『スキ』が、モチベーションに繋がります。どうぞよろしくお願いします。サポートに関しては、被災地の寄付や活動費に当てていきたいと思っております。