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2020年2月下旬~3月上旬 骨転移確定、AC療法2クール目

1.骨転移確定


AC療法2クール目の前に乳腺外科を受診。
右胸の腫れがだいぶ引き、抗がん剤が効いていそうなので
予定通り2クール目をやることに。

そして医者からMRIの結果
『脊椎に多発性の骨転移、左肋骨にも転移があります。
今日からランマーク(骨転移治療薬)も行います。』
と告げられました。

予測はしていました。
でも改めて告知されると
やはりショックは大きかったです。

医者からは特に行動制限はなく
『麻痺が怖いから、転ばないようにと、階段の踏み外しには気をつけて。』
と言われたのみ。

だから、私は理学療法士という自身の経験から
あえて制限をかける質問を医者にしました。

「重いものも極力持たないほうがいいですよね」
と。

主治医は私の言葉に頷き『そうだね』と。

当時1歳だった娘はまだまだ抱っこが必要。

でもこの日から極力抱っこは控えて
高い高い等、アクティブな動きも
すべて夫に任せるように。

抱っこができない代わりに
たくさんたくさん抱きしめるようにしました。

リスクは取らない。

抱っこができなくても
愛情を伝える方法はいくらでもあります。

私が元気に長生きすることが娘のためだから。

当時は病気がない他の母親と比較して
葛藤することはありましたが
制限をかけたことに後悔はありません。


2.乳がんの経過、AC療法2クール目の副作用


私の乳がんは右胸にあるのですが、AC療法が始まるまでは赤みが強く
パンパンに腫れていました。幸い痛みはそこまで強くなかったのですが
2クール目が始まってからはほぼ痛みを感じなくなりました。

赤く腫れていた胸も、赤み・腫れともにひきました。

赤くなっていた部分が少し色素沈着していましたが
伸張していた皮膚がむけている途中なので
時間が経てばよくなりそうな感じでした
(2022年10月現在は色素沈着も改善し、
パッと見、がんがあるかわかりません)。

2クール目の副作用としては
①脱毛
髪の毛とアンダーヘアーのみ。
髪の毛は坊主にしていたので
さほどは気にならず。
1・2クール目は2-3週目に脱毛の波が
来ていました。

②不正出血
3日ほど少量の不正出血あり。

下腹部痛はなし。

当時出産から1年過ぎということもあり
月経は再開していませんでした(再開時期は個人差があります)。

抗がん剤の副作用として卵巣機能低下はありますが
結局経過観察のまま症状は落ち着きました。

③白血球減少
正常値3700~9400なのですが
2クール目開始時は2720と
正常値以下に下がっていました。

④便秘
1クール目と同様、さほど辛くはなかったですが
適宜、薬を飲んだり、食べ物や水分を調整していました。

⑤倦怠感
これは薬の影響もあり、フルタイムで働いていたのもあり
1歳育児をしていたのもあり
もはや原因がありすぎてわかりません 笑

⑤舌のビリビリ感
1日だけで、味覚障害は出ませんでした。

2クール目は骨転移が確定して
精神的にはきつかったですが
1クール目よりは副作用も落ち着き
なんとか日常をこなすことができました。


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