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バター卵なし:まるいパンを焼いた日

近所のお店というお店で”強力粉”売り切れているという衝撃から数日。Amazonでポチった”リスドオル”という小麦粉が届いた。

ここでは実際作ったパンのレシピと反省点(反省する前提)などをまとめ、これから”パンをおいしく焼ける女”になるために必要なエッセンスを記録していきたい。

StayHomeするぞ!→Amazonで粉買おか、の一部始終はこちら
→→ パンをおいしく焼ける女

バター卵なし!まるいパンのレシピ

強力粉    ・・・300g
塩      ・・・小さじ1
砂糖     ・・・大さじ1
ドライイースト・・・1.4g (小さいサイズの1袋, たまに3gもあるので注意)
牛乳     ・・・150cc
お湯     ・・・  50cc (牛乳と混ぜるとぬるま湯程度の温度に)

冷蔵庫に、清水買いしたエシレバター(Beurre d' E'CHIRE')が鎮座しており、見つめること3秒。
 (じ~)
バターなしでも作れるパンのレシピを探すことに決定。
ググると案外すぐ見つかった。
 「粉300に対して、水分は200程度か、ふむふむ。
    ドライイーストを活性させるためにぬるま湯、ふむふむ。」
ミルクを入れるとほんわり柔らかい香りがするのでは?と想像し、水分のほとんどを牛乳で。それ以外は最初なのでシンプルに。

作り方・手順

流れ:混ぜる→ こねる(10分)→ 1次発酵(40分)→ 6等分して寝かす(15分)
     →  成形・2次発酵(15分)→ オーブン210度で焼く(13分)

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1  粉系(強力粉・塩・砂糖・イースト)を全部ボウルに入れ軽く混ぜておく
2 お湯と牛乳を合わせたものを1のボウルに注ぎ入れ、ヘラなどで混ぜる
3 粉っぽい部分がなくなったら、手でコネる。”伸ばして丸めて”を10分
4 全体がツルンとまとまってきたらボウルに戻して35度くらいで40分発酵
  →2倍くらいに膨らんだら発酵OK
5 パンチしてガスを抜き6つに切り分ける。クルンと丸めたら(表面を
  伸ばしながら一か所に包み入れる感じ)ボウルに戻し15分生地を寝かせる
  →ここではくっついても大丈夫
  →表面が乾燥しないよう湿らせたキッチンペーパーを被せる
6 包み入れた部分を手で押さえるように伸ばし、最終成形
  5の要領で再度包み入れるイメージでツルンとした表面の球を作る
  →2次発酵はオーブン天板の上で。膨らむので十分な間をあける
  →マグカップにお湯を入れ、上からラップで覆うと発酵ビニール
   ハウスのような状態に
7 2倍くらいに膨らんだら、強力粉を表面に振り(茶こしがGood)
  その後、ナイフですっと切込みを入れる
8 予熱したオーブン、210度で13分       。。。出来上がり!

パンを作り終えて -パンが焼ける女の特徴-

あっという間だった。こね始めてから焼き上がりまで、二度の発酵や温度チェックなど、いくつもの手順があったはずなのに、気が付くと部屋中にたちこめる焼き立てのパンのいい香りが広がっていた。
発酵を待っている間も「イースト菌は元気に二酸化炭素を発生させているだろうか」「明日の朝はどんなジャムを塗ろうか、いや、卵マヨのせもいいかな」など、普段ならば考えにも及ばないような思考に想いを馳せる。何ならウキウキしている。
「この15分を利用してお洗濯ものを畳んでおこう」「あ、もうボウルは使わないから洗って、ほかの食器も片づけておこう」「お花を飾って、、」と。
気が付けば、後回しにしていた家事もサクサクこなすイケ女になっていた。
パンが焼ける女になるとはこういうことか。メモしておこう。

パンが焼ける女の特徴
・段取りができる
・仕上がりのイメージが明確で、変化にも対応できる
・隙間時間を有効活用し、生活の質、効率ともにレベルが高い
・豊かな食生活で心もお腹もハッピー

パン作りについて 検証と考察

製作プロセス
・バターを使わないことで、洗い物が楽。手間も格段に少ないのではないだ
 ろうか。これだったら、3日に一回は出来そうだ。
・発酵の具合が正しかったのかはわかりかねる。経験がものをいうのか。
・大仰なパン作りマットなどは不要。まな板程度の広さがあればストレスな
 くコネることができる。
パンについて
・外パリッ、中もっちり、見た目も想像以上の出来。申し分ない。
・味わいはバターがない分さっぱり。リスドオルの特徴か?思ったより小麦
 独特の香ばしさが少なく、米粉を入れたパンのような印象。
・いわゆる小麦好きにはやや物足りない風味だが、食感は絶妙に良い。
・大きさがばらついてしまった。Youtube動画では、グラム単位で量って切
 り分けていた。以降これを徹底すれば、焼き上がりが均一になる見込み。

まだまだ、1回目。
フンフンと軽やかなメロディを口ずさみ、微笑みをたたえ、「今日はオリーブの実を入れてみよっか」とか言いながら、おいしいパンを焼き上げられるような女性になれるまでの道のりは、遠い。


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