タワーマンションの水面下で…

ここ数年、保守論客の方々が頻繁に『日本の伝統や文化を護るぞ』と発言されておりますが、その具体的な内容や対策には一切発言されておりません。

それもそのはず、メディアが一切報道しない事を逆手に取って、ネットを通じて保守層の共有者を集め、金儲けに繋がるアイテムの為だけに発言しているからです。

なので、私は『ネットを見るな』と何度も言っております。

さて、皆様はメディアの偏見報道や印象操作に嫌気が差していると思いますが、これに気が付くだけでも素晴らしい事なのです。

しかし、全く気が付く事の無いまま、日本の伝統や文化を消滅させようとしている事例があるのです。

それが【タワーマンション】なのです。

狭い土地の日本には好都合ですし、皆様の中には憧れる方も多いかと思います。

では、何が大問題なのでしょうか❓

その前に、日本の伝統や文化を崩壊させようとする悪魔達の狙いをご紹介します。

大きく分けて3つございます。
1.共生の文化を変える
2.食の文化を変える
3.日本人自体を変える
です。

今回は『共生の文化を変える』について解説いたします。

ネットでは『メディアが乗っ取られている』と耳にしますが、それは『後付け』ですので別の機会に投稿します。

さて、共生文化とは端的に言うと『コミュニティ』、つまり『地域社会』です。

これがタワーマンション化する事によって失われるのです。

何故か?

タワーマンションは確かにセキュリティもプライベートも完璧ですが、逆に言うと『居住している上下左右に誰が住んでいるかも分からない』のです。

さらに、高額な最上階の住民と低階層の住民では同じコミュニティを取れるはずがありません。

そこで皆様、昔を思い出して下さい…若い人は、ここで学んで下さい。

それは【長屋文化】です。


昔の日本人は長屋暮らしが当たり前でした。

もちろん、家に風呂なんてありませんし、さらに昔の江戸時代には『銭湯が混浴なんて当たり前』でした。

ちなみに、ペリーが来航して銭湯の混浴を見て「この国はクレイジーだ。でも、秩序が守られている…なんという国なんだ」と言っていたとか…

脱線しました。

昔の長屋暮らしでは平屋建て(一階の建物)で、ご近所が集まって料理から洗濯、更には子供の面倒を近所で見ておりました。

俗に言う『向こう三軒両隣』です。

これが共生文化、つまりコミュニティであり地域社会な訳です。

困っている人がいたら助ける…これが日本人なのです。

余談ですが、中国では昼食を取る時に『わざわざ表に出て食べていた』そうです。これは『ご飯を食べれるのを自慢する為』だったそうです。

またまた脱線しました。

では、なぜ長屋文化が消滅したのか❓

それは、【戦後のGHQが決めた事】だからです。

他にもGHQは水面下で様々な日本潰しをしておりますが、また改めて投稿いたします。

GHQは日本人の秩序ある集団生活に驚愕します。これを崩壊させる為に長屋制度を廃止にしたのです。

私達はここに気付かないまま大きな戸建てやマンション暮らしという、これまでの貧困生活から脱却した証の象徴となってしまったのです。

元々日本人は共生する事を望み、団体生活にも対応できます。

しかし、その共生する居場所が無くなったから『ネットで繋がろう』とする訳です。

その結果、日本人の分断化が進んでしまったのです。


私のフェイスブックより

次回は食の文化について投稿いたします。

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