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watchOS8を楽しむ -AssistiveTouch編-

2021年の9月にリリースされたwatchos8。

リフレクションや写真の機能など、だいたい使える機能は使ってみたかなと思っていたのですが、ふとTwitterを覗くと「AssistiveTouchがすごい」という呟き多数。

あれ、まだ試してないぞ!ということで、今日はAssistiveTouchを試してみた喜びを綴ります。

(ちなみにAssistiveTouchはApple Watch Series 6 以降および Apple Watch SEで使える機能です)

AssistiveTouch機能とは

Assistive Touch機能とは、Assistive(補助)+Touch(触る)ということで、アップルウォッチの画面操作を補助してくれる機能です。

普通アップルウォッチを操作する際は、スマホと同様指で画面を触り操作すると思いますが、このAssistive Touch機能を使えば、画面を触ることなく手指のジェスチャーだけでアップルウォッチを操作できます。

ちなみにwatchOS8のHPには以下のような記載があり、元々は上肢に障がいがある方向けに開発された機能です。

AssistiveTouch。上肢に障がいのある方がApple Watchを使うための新機能です。電話に出る。画面上のポインタを操作する。アクションメニューを立ち上げる。内蔵されたモーションセンサーが、そのすべてをハンドジェスチャーだけで行えるようにします。

AssistiveTouch機能の設定方法

AssistiveTouch機能を使うには、AssistiveTouch機能をONにする必要があります。

スマホにダウンロードしたアップルウォッチアプリか、アップルウォッチの「設定」画面からONにできます。

設定 > アクセシビリティ > AssistiveTouchをON!

ちなみにデフォルトの設定だと、AssistiveTouch機能をONにしただけではすぐには使えません。(AssistiveTouch機能有効化するためにダブルクレンチのジェスチャをする必要がある)

毎回この動作をするのがめんどくさい方は、AssistiveTouch機能を有効化するジェスチャを「なし」にしておくと、スムーズに使えます。

設定 > アクセシビリティ > ハンドジェスチャ > 有効化するジェスチャ「なし」

詳細はこちらのページをご確認ください。

AssistiveTouch使ってみた

設定が完了したので、早速使ってみました。

基本的な動作は「ピンチ」「ダブルピンチ」「クランチ」「ダブルクランチ」の4つで、デフォルト設定だと以下のような操作ができます。

■ピンチ(指をつまむ動作)
・前へ進む

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■ダブルピンチ
・戻る

■クレンチ(手のひらをグーにする動作)
・決定

画像2

■ダブルクレンチ
・アクションメニューを開く
(物理的な操作が選べる)

最初は少し動作に戸惑いましたが、使い慣れてくると便利だしなんだか楽しい。特にアクションメニューがすごいです。アクションメニューを開いてダイヤル操作ができれば音量変更もジェスチャーで完結してしまいます。

「指で操作するよりコチラの方が早い!」とはまだなりませんが、かかってきた電話に出るくらいなら、このAssistiveTouch機能を利用した方が早いかもしれません。

終わりに ユニバーサルデザインを開発するApple社が素敵

今日1日(正しくは1,2時間程度)使っただけでは使いこなすところまで行けませんでしたが、もう少し使い続ければ慣れてきそうです。今日1日(正しくは1,2時間程度)使っただけでは使いこなすところまで行けませんでしたが、もう少し使い続ければ慣れてきそうです。

今日1日(正しくは1,2時間程度)使っただけでは使いこなすところまで行けませんでしたが、もう少し使い続ければ慣れてきそうです。

街中で得意げにクレンチの動作をしている人を見かけたら、もしかしたら私かもしれません(冗談)。

しかし障害のある方に向けたユニバーサルデザインを開発したApple社、素敵です。

今後もAppleなどのtechカンパニーには、「全ての人がデジタルの恩恵を享受でき、デジタル格差のない世界」を目指していってほしいです。

✳︎

ちなみにAssistiveTouch機能を使って一番やりたかったのは、Apple Pay(キャッシュレス決済機能)を使うことだったのですが、ちょっと本日はタイムオーバー。そこまで行き着けませんでした。

アップルウォッチでApple Payを使うことが多いのですが、認証のために再度ボタンをダブルクリックする必要があり、手荷物が多い時などは地味にめんどくさいんですよね。

もう少しマスターして、より便利にアップルウォッチを使いたいと思います。

(と書きつつ私のアップルウォッチはシリーズ4でAssistiveTouch機能非対応。今日の話は後ほど旦那(アップルウォッチSE)に伝授したいと思います)

それではまた明日。

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