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【PR】CAT IS ALIVE tour

※この記事は伊藤春彦さんご依頼の下、「CAT IS ALIVE tour」のPRを目的として作成しています。

吾輩は猫になりたい

時々、無性に猫が羨ましくなる。

そう思うようになったのは多分ここ一年の事だ。元々、猫が嫌いなわけではなかった。犬派か猫派かと聞かれれば必ず猫派と答えていたし、小さい頃には親に猫をねだった事もある。でも、好意を抱くことはあっても、決して羨ましいと思う事はなかった。

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始めてそう思ったのはちょうど一年前頃、蒸し暑い夏の夜だった。コロナ禍で夜の散歩が日課になった僕は、その日もいつものように静まり返った夜の住宅街へと繰り出していた。

その頃の僕は進路に悩んでいた時期だった。そんな僕に、夜の散歩の時間はどうしても必要な時間だった。お気に入りのR&Bを聴きながら夜風にあたると、頭と心が整理されるような感じがして気分が楽になった。

その日、僕は一匹の猫に出会った。

その猫は普通の猫と何かが違った。人間を一切怖がらないのだ。近づいても、撫でてもびくともしない。そのまま1分ほど撫で続けていると、その猫は僕を一瞥してそのまま茂みへと走り去ってしまった。

僕はその時、その猫をなぜか羨ましいと思った。そして、その姿に憧れに近い感情も抱いた。

猫は生きている

それから1年ほどして、縁あって伊藤春彦さんにPRの仕事を頂いた。

何でも、自分でライブを企画するというのだ。出演者は伊藤さん自身と他にも何人か。

僕は自分と同世代の彼が音楽の世界で頑張っていることが嬉しかったし、何より彼の行動力には敬意の念を抱いた。

そして、ライブのコンセプトは"CAT IS ALIVE"

"猫は生きている”を合言葉にライブハウスを巡るツアーを開催します。生きがいを失われるような日々ですがボクが思う楽しい時間を創らせてください。」と彼は語る。

このコンセプトを聞いた時、僕は長らく忘れていたあの猫のことを思い出した。

太々しい態度。撫でられることに飽きて走り去ってしまったあの後ろ姿。そして、マイペースな気分屋であることに何故か誇りを持っているかのようなあの目。

僕はあの猫に"生"を感じていた。たとえ見知らぬ人にいきなり触られようと全く動じず、猫としての矜持を忘れずにいるその姿に、あの猫は自分を殺していなかったんだなと思った。

でも、僕だって猫になっていいのかもしれない。あの猫のように、自分を曲げずに生きてもいいのかもしれない。

そして、彼のライブなら僕もあの猫にのようなれるかもしれない、と思った。自分の今の不安も境遇も全部忘れて、だだ純粋に、本当の自分を出して楽しむことができるかもしれないと思った。

そう、"猫は生きている"。でも、人間だって生きているのだ。彼のライブが人々に生の活力を与えるものになってほしい。そう思った。

"CAT IS ALIVE tour" 概要

*Live日程・チケット購入リンク
・8/3   大宮ヒソミネ

・8/6   下北沢WAVER

こちらの公演では全国どこからでも見られるツイキャス配信を予定しています。配信チケットの購入リンクはこちらから。


・8/12 湘南bit
・9/1   下北沢モナレコード

*クラウドファンディング
「CAT IS ALIVE tour」では、クラウドファンディングを実施しています。実施期間は7/28~8/31。この活動を支援したい方はぜひ。


*その他詳細は下記HPから


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