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【最速レポート】孫正義・ジャックマーの対談講演会@東大

こんにちは、とみーです。(@tommy199777

noteのスキが100を超えました〜!!!
ありがとうございます!めちゃくちゃ好評いただいててうれしい!



当選の報告

以前、東大でソフトバンク会長の孫さんとアリババのジャックマーが対談するという講義があるということをTwitterで聞きつけて応募してみました!

その1週間後こんなメールが来てよく見てみると、

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なんと、、、、、当選!!

応募が結構多かったみたいで倍率も高かったそう…周りに当たってる人全くいなかった。。。

ということで、運が良かった僕は、自分なりにこの講演会で得られた知見や感想などをシェアしたいと思います!

東大へ

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まず東大に30分早く到着し、並びながら孫さんの本「志高く」を読んでいました。孫正義という人間はどんな人生を送ったのか、が詳しくまとまった代表作なので広く知りたい方はポチってみるべし。


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中に入るとでかい会場!と思いつつ、前の方に並んでたこともあり、一般席の1番前に並びました。

ホンモノの孫正義とジャックマー

ついに始まり、超憧れの孫さんとジャックマーの2人が入ってきました!

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本物だ…と思いました。

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最初に、孫正義さんをあまり知らない人はいないと思いますが、ソフトバンク会長で現在は参考になる記事など上げときます🔻

ちなみに、アリババ元会長・ジャックマーはこの動画で大体わかります。


話のテーマはざっくりこんな感じ⤵︎

・お互いが出会ったきっかけ
・インターネット革命
・出会って5分で投資するよと孫さん
・友情とは
・具体的なビジネスプランなんかいらない
・ジャックマーと孫正義の理念
・ジャックマーのこれからとは
・AIで人は幸せになる
・今までの教育とこれから
・AIは仕事を奪わない
・企業文化は教会に学べ
・300年続く組織とは

お互いが出会ったきっかけ

孫さんとジャックマーが出会ったのは、2000年。インターネット革命がバブルで少しずつ落ち込みつつある時だった。

ジャックマーと孫さんは会った瞬間、この情熱とビジョン、そして中国の未来を見据えた上で「たった5分で」投資しようと決めた。

しかも、孫さんが提示した額は、

なんと「5000万ドル(約50億円以上)」

だが、ジャックはもう調達済みで、「いやお金はいらない!」と言ったそう。

「5000万ドル投資させて、どうしても!」という孫さんに対し、折れて2000万ドル(20億円)でお願い、と言った。(20億とか十分でかい額だよね笑)

〜ここから司会が質問する形式に変わる。〜

司会「当時、孫さんと友人の様な関係になりたかったんですか?」

ジャック「当時、インターネットの未来を信じる人間は少なかった。だから同じ志を持つ人間はみんな友人だ」

孫さん「出会ったとき、中国でこれからどんな革命が起こるのか話し合った。ジャックだけが事業計画書とか持って来ずにビジョンや情熱を持って語っていた。その時の目が輝いていたからすぐに投資しようと思った」

司会「お互いにビジネスパートナーとして大切にしていることは?」

ジャック「お互いの得意不得意を知ることだね。孫さんは世界中の誰よりも情熱を持っていて、誰よりも未来に対して楽観的に信じている。だが、もちろん得意不得意はある。それから、お互いに助け合うようになった。議論はケンカするくらいしたし、アイデアを出し合ったりした。」

司会「企業にとって大切なものとは?」

ジャック「企業にとって1番大切なのは、『人』だ。大学なら学生が1番大切。そして会社は、カスタマー、社員、そして投資家の順で大切だ。だから、人材を育成し、愛し、一緒に成長していくべき。ほとんどの起業家がVCや投資家に気に入られる様にプランを作るが、本当に成功したいなら、『投資家のためのプラン』ではなく、『自分の理念やカスタマーのためのプラン』を作るべきなんだ。」

なるほどな、と思った。自分も投資家が好きそうなビジネスモデルやプランを立てて考えてしまっていたなと、ふと気づいた。

例えば、伸びそうな領域で、伸びそうな市場で、市場規模がこれだけあって、などなど。もちろんその考えも大事だが、先行してはいけないはずだ。

ジャックマーはこれから〇〇に力を入れていく

〇〇とはなにか。

「教育」だ。

ジャックマーは将来や未来に対して希望を持っている。そして、今まで生涯捧げてきたアリババを最近辞め、「若い起業家を育成して、さらに世界を変えよう」としている。

「今までの情熱は変わらず、やり方が変わっただけだ。」とジャックは言う。

そこで抱いているミッションは「若者や若手起業家に希望や機会、夢をあたえたい」というもの。

司会「若い起業家に伝えたいことは何ですか?」

ジャック「起業家に必要なものは2つある。1つは、『楽観的になること』そして2つ目は、『文句を言わない』ことだ。」

孫「努力していても、トラブルは毎日のようにたくさん起こる。そこで、起業家は常に楽観的であり、将来を信じ続けろ。そして、お金にとらわれるな。」

お金を追えば、お金は逃げる。
夢を追えば、お金が来る。

そう言った。


これからの時代の中心に「AI」が来る

司会「お二人はAIベンチャーに投資をしていると思うんですが、今後AIによってどんな未来が訪れることがありますか?また、仕事が奪われれると言われていますがそれについてどう思われますか?」

ジャック「AI革命は絶対に来る。一番大切なのは、そのために準備しないといけないということ。準備してない人間は置いてかれる。デジタル革命の時もそうだった。さらに、教育に関しても、今までしてきた産業時代の教育は変える必要がある、教室でノート書いてるだけで暗記のみの勉強なんて意味がない。今ググれば何でも出てくるのだから。デジタル時代の教育は変わらなければならない、イノベーションを起こせる人間を増やし、子供はより議論をし合ったり、コミュニケーションをすべきだ。」

孫「僕もAIについては楽観的に捉えている。AIは人を豊かにする。確実に幸せにする。そして、よりエキサイティングな世界を作り出すと信じている。150年前明治維新、社会が劇的に変わった。そして、日本の仕事の9割が農業だった。じゃあ、農業の人たちはどうなったのか?新しい仕事が生まれ、それに関する仕事をしている。ならば150年後も、同じようにAIが人間のやらなくてもいいことをし、人間はより楽になる、もしくは新しい仕事につくことだろう。」

ジャック「教育に関して深ぼると、勉強の仕方を学ぶべきで、さらに言うと
社会が一番の学校であり学ぶ場だと思う。さらにAIによって1日に3時間、週3日働くようになるだろう。僕たちは、働くために生きてるわけじゃなく、人生を楽しむためにあるもんなんだからね。」

僕には尊敬している人はいない(ジャックマー)

ジャックマー
「僕には尊敬している人はいない。子供と遊んでいる時だって子供から学ぶことだってあるし、みんなにいい部分も悪い部分もある。パーフェクトな人間なんていないんだ。みんな違ってみんないい、僕だってみんなからすごい人間だと言われるが、僕が一番わかってる。実際は、僕は悪い人間だと言うことをね。」

孫「僕は、坂本龍馬の生き方を尊敬している。他人の目を気にせず、とにかく誰よりも熱く、自分の生き方を貫いている。」

(会場笑い声)

起業家が成功するために必要なこと

司会「最後に、起業家の成功するために若者に言いたいことは何ですか?」

孫「少しの信念を夢に、情熱強ければ強いほど達成できる」

ジャック「楽観的になれ。文句を言うな。解決しなきゃいけない問題にぶつかった時こそ、文句を言わず解決しようとすると成長するんだ。」

自分が死んだら会社はどうなるのか

司会「今後、自分が死んでも会社は続いていくと思いますか?」」

孫「私は、自分の会社の300年計画を立てている。ただ、もちろん会社の未来が心配だ。だが、死んだあとでも会社が創業者である自分のDNA、ビジョン、組織文化などを引き継ぎ、成長し続けて欲しいし、人の幸せを重要視していって欲しいと思う。」

ジャック「情報革命やAI革命が起こっているが、教会は生き続けている。だからこそ、教会に通づるものを学ぶことが会社を存続させることにヒントになるんじゃないか。それは、バイブルがあるからこそだし、それにより企業文化が保たれているからだ。僕は自分が死んでも、会社は100年後あるその時の社会課題を解決していって欲しいと思っている。」

孫「僕は300年の組織戦略を立てている。1つのプロダクトやビジネスモデルじゃダメだ。300年、いや100年すら続かない。だからこそ、どんな時代もイノベーティブな発想でクレイジーな起業家が必要だ。そんな人たちを増やしたいと思ったから僕はビジョンファンドを作った。目先のお金より将来のために若者をエンパワーメントしたい。」

司会「もう時間なので終わります。お二方、今回は本当にありがとうございました!」

(大拍手)

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最後に

今回、すごく貴重な講演を聞くことができ、とてつもなく刺激を受けました。あの孫正義とジャックマーが本当に実在するのかと思うと同時に、一言一言の言葉の重みが全然違うなと思いました。僕も、もっとクレイジーに、ハングリーにお二人のようにビジョンを持って、情熱を持ってもっと行動していこうと決意しました。

皆さんもこのnoteを通じて感動を少しでも感じていただければと思います。


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