12/5(日)今日の気になるニュース

卒論にも飽きたので、今日の一面で特に気になったニュースを取り上げていきます。
普段ニュースを見ない人も、この記事だけでも読んでくれると嬉しいです。
短く、わかりやすく書いたつもりなのでどうかご覧ください。

今日取り上げたのは、航空業界の「脱炭素化」について。
上に行くと、本文が読めます。

ニュースの概要


電気をエンジンとして動かす「電動航空機」の普及を目指す取り組みが始まった。
まずは、従来のジェットエンジンと電動モーターを組み合わせたハイブリット型を中心に開発を進めていく。
旅客機としては、35年以降実用化を進めていく見通しだ。


普及に向けては課題も多くある。
第一に、機体の認証だ。新型の飛行機には、各国の航空当局による認証が必要となり、そのためには国際的なルール作りが必要となる。
国交省は満たすべき水準や、強度といった枠組みづくりに向けて国内で協議を進めていく。
また、米欧を中心に国際的な連携も合意が進み、さらに進展していくだろう。


(参照:https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78169510U1A201C2EA1000/)


背景

このような動きの背景には、世界的な「脱炭素化」の流れがある。
ノーベル物理学賞を、地球温暖化モデルに関する研究を進めた真鍋さんが受賞したように、全世界的に気候変動に対する取り組みが進んでいる。


皆さんの周りでも実感があるのではないだろうか。
例えば、ファミレスのプラスティックストローの廃止や、EVの推進といったように我々の周囲は、環境問題に対応する社会へと急激な変化を遂げようとしている。


こうした流れに対して、航空業界も取り組みを進めた形だ。
実際に、国内の航空業界の排出するCO2は運輸部門の5%を占め、決して小さいものとは言えない。


また、環境問題に対する取り組みは投資家たちに対する対応としても責務である。
企業に対してESG情報の開示を求めるなど、企業に対して環境面での取り組みの重要性は増している。
投資家たちも従来のようなROEやEPSといった情報だけでなく、ESG(環境・社会・企業統治)といった情報をもとに投資を行うことが一般的になりつつある。
そうした流れから取り残されないためにも、全業界において脱炭素化に向けた取り組みは大きく進んでいくだろう。

最後に

この他にも、「SAF」と呼ばれる再生燃料の活用も推進が進む。
従来までの飛行機とは大きく変わっていくだろう。
先日飛行機の予約をした際にも、CO2排出量が少ないことを予約サイトがアピールしていた。
日本において、環境問題に対する関心はまだまだ薄い。
我々一人ひとりが関心を持つことが、企業に対して行動の変容を求め、ひいては持続可能な社会の発展につながるだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?