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[E]コロナでなくて溶連菌に感染した話。


体調の変化に気づいたのは3週間前の6月23日でした。それは突然やってきました。学校の授業中でした。授業が始まって1時間後急な悪寒と倦怠感に襲われたのです。授業は最後までなんとか乗り切りましたが、学校の最寄り駅まで歩く途中で足に力が入らずふらふら状態でした。

症状がコロナと似ていたため、ひょっとしたらひょっとするかもしれない…と私は近くの病院へまずは連絡して対応してもらえるか聞くことにしました。1件目は、体温が分からないと診察できない、と断られました。2件目も同様です。これでは診察してもらえない、病状も分からず薬もない状態で自宅に戻ることになる、コロナだったらどうしよう、と私はとにかく不安の渦に陥っていました。

しかし、「朝体温を計った時は36.3度だったからそれを伝えたら良いのでは?」と今の症状と朝の体温を伝え、3件目にしてやっと診察してもらえることになりました。

ここで感じたのは、コロナであってもそうでなくても、コロナの疑いがあるだけで簡単に診察してもらえないということです。本当にとんでもないご時世になってしまった、と改めて知らされた瞬間でした。


その後なんとか、気の力だけで病院まで15分程歩いて向かいました。体温は38.5度。喉の痛みも帯びていたため、その症状も伝えました。診察してくれたお医者さんは、「おそらくコロナではないし、喉もそんなに腫れていない。熱中症ですね。」という判断でした。

おそらく…ってコロナの検査もしていないのに一口で「コロナではない」と言っていいものなのか?と疑問に思いながら、私は身体に水分が必要だと点滴を受けることになりました。点滴は一向に効いた感じがしませんでした。

「とりあえず喉の薬と解熱剤も出しておくから。水分と睡眠はしっかり摂るようにね。」とだけ言われ私はまたふらふらしながら電車に乗って家に帰りました。


その日の朝方、頭痛と身体の熱を感じ目が覚めた私はすぐさま体温を計ることに。39.5度でした。解熱剤は全く効いていませんでした。喉の痛みもさらにひどくなっており、うまく身体を動かせなかった私は渋々救急車を呼ぶことにしました。

電話口ではコロナに関わる症状も聞かれましたが、唯一はっきり言える味覚障害の有無はなかったため、受け入れてもらえることになりました。(あらかじめ前日保健所には連絡済みでした。)インフルエンザの可能性もあるし、その他の病気の可能性もある、と鼻と喉の検査・血液検査をしました。

1時間後、看護師さんから告げられた病名は「溶連菌」でした。私はあまり聞き慣れない病名でしたが、子どもによくかかる病気だということでした。発疹も出る、とのことでしたがそちらに関しては症状に異常は見られませんでした。喉の痛みと、39度以上の高熱は溶連菌の症状である、と考えておいた方が良さそうです。


2週間分の喉と解熱剤の2種類を服用しました。4日間は喉の痛み・高熱・頭痛・倦怠感に見舞われましたが、熱が下がることで自然に頭痛と倦怠感は無くなっていきました。私は油断していました。実はまだ溶連菌の菌は身体の中に残っており、症状は後になって現れてくるのです。


…つづく。


最後まで読んでいただき大変恐縮です。堅苦しい記事が多いですが今後も前向きな記事を書いていきますのでどうぞご贔屓にお願い致します🤲🏻少しでもあなたがプラス思考へ導けるよう私もサポートさせてください。