オタク

オタクってなんだろう。
一昔前、オタクといえばアニメやゲームなど、特定の分野に使われてネガティブや差別的な発言で使われていたと思う。オタクに対する意識が変わり始めたのはここ10年くらい。スマートフォン普及により誰でもネットを見ることになった。見れる環境ができた。昔は根暗のオタクがパソコンでカタカタやってたことがどこでもできちまう。マイナーのものでも発信ができる環境に変わった。だからネットの普及とオタクに対する考え方は似てると思う。

私がオタクになったきっかけはけいおん!である。けいおん!1期の頃はそこまでだったが、2期OPのゴーマニは衝撃を受けた。何かが自分の中で変わった。それが中学生の頃である。小学生の頃はオタク馬鹿にしてたし、AKBとかむしろ嫌いだった。今じゃ考えられないね。
オタクという言葉にネガティブなイメージが持たれていたころは、学校などでオタクであること、そのような趣味を持っていることを公言するのは難しいものだった。イジメや迫害の対象にされる。集団の心理って怖いね。

人間って誰しもオタクだと思ってる。これはどういう意味かというとオタクって特定のものに対して熱を注げる人だと思うから。人間みんな何かしらに熱を注いでると思う。ここ数年は私は世間一般でアイドルと呼ばれる人たち熱を注ぎアイドルオタクという人種だった。
アニメ、ゲーム、漫画、鉄道、車、ファッション、コスメ、美容とかモノに注いでる人もいれば、恋人、家族、子供、ペット。生き物に熱を注いでる人もいる。

人は何かしら好きなものがあってそれぞれ違う。好きなもの、好きな人がいるから頑張れるのだ。
だから私はみんなオタクだと思う。

私は最近ニューコドモというアイドルグループが解体され大切な場所を失った。自分の熱量を1番注いでた場所を。大切な人に会えなければ、それを取り戻すこともできないのだ。大切な仲間たちを失ったのだ。

知らない人からすれば何を大袈裟なと思うかもしれない。

家族や大切な人が亡くなったら悲しいだろう。こう例えるのが1番わかりやすいだろう。それくらい大切なものを失ったのだ。
終わったらどうするの?
の問いに死んじゃう。って答えた。
立ち直るのに時間かかるとかじゃなくて
死んでるのだ。
さっき言ったように人間みんなオタクだから。
オタクじゃなくなった私は死んだのだ。

何に対して熱を持てない私は生きた心地がしない。最近の何をしても楽しくないはこれだ。生きてるって実感がないから。


自分はこのまま本当に死んじゃうのかな。
それとも蘇生してくれるのかな。それだけかけられる出会いがあればいいけどね。

オタクと生き方的な話でした。

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