見出し画像

ベトナムで食中毒体験記/2カ月連続の悲劇

胃弱っぷりが発揮されてしまったのか。

日本でもラーメンなど油っぽいものを食べるとすぐ胃を壊していた私。

そんな胃が繊細な私がベトナムに来たら、2カ月連続で食中毒に中りました汗笑

食中毒は、下痢・嘔吐だけでなく、激しい腹痛、発熱、手足の痙攣、倦怠感などなど、、、症状が本当に辛く、もう二度と経験したくありません。

今回は、せっかく体を張って得た経験なので、実際にかかった医療費などの情報をシェアしたいと思います!参考にしてもらえたら嬉しいです。

▼私のこれまでの食中毒実績
ー-------------
・2011年@台湾 オイスター炒め(牡蠣に中る)
・2014年@ボリビア 腐った卵焼き(サルモネラ菌)
・2019年@広島 牡蠣たっぷりの広島焼き(牡蠣に中る)
・2022年4月@フーコック(ベトナム) 腐ったチキン *今回
・2022年5月@ハノイ(ベトナム) 生春巻き *今回
ー-------------

ベトナムに来る前にも食中毒を3度経験していましたが、何回経験しても慣れません汗笑

来越1ヶ月目(2022年4月)フーコックでチキンに中る

ベトナムに来て生活が落ち着く間もなく、妻とリゾート観光地で有名な「フーコック」島に旅行しました。

フーコックの位置

世界最長のケーブルカーに乗ったり、海でシュノーケリングしたり、ホテルのプールで寛いだり、マッサージに行ったりと旅行を満喫していましたが、3日目の夕方、急に気分が悪くなり、嘔吐、下痢、眩暈などに襲われます。

過去に3度食中毒を経験していたため、症状からすぐに「食中毒」だと分かりました。

思い返せば当日のランチ、私は島の北部にあるサファリパーク「Vinpearl Safari Phú Quốc」で怪しい骨付きチキンを食べていました。

実際に食べたもの

見た目は普通に美味しそう。
テーブル近くには麒麟がおり、雰囲気も最高です。

サファリパーク名物のジラフレストラン

お腹が空いていたこともあり、食べる前は笑顔です。

10時間後は惨めな姿です。

フーコックのVINMEC病院(妻が撮影)。VINMECはベトナム最大の財閥ビングループが運営。
宿泊したホテルもサファリパークも同グループが運営しており、
ベトナムではビングループが圧倒的な存在感を示している

なんとなくチキンが半生だったのか、腐っていたのでしょう。

下痢と嘔吐で脱水症状を起こしていたので、点滴を打ってもらい、助かりました。

お世話になった病院「VINMEC」はフーコックで一番安心できる病院ですが、なぜか部屋の窓やドアが開けっぱなしで、かなりワイルド。

蚊は耳元を飛び回ってるし、天井には何匹ものヤモリが動きまわっており、上から落ちてきたらどうしようと、全然落ち着かず。

夜10時~深夜4時位まで病院にいましたが、一睡もできませんでした。

点滴と処方薬で、かかった医療費は450万VND(約26,000円)位でした。

来越2カ月目(2022年5月)ハノイで生春巻きに中る

多分コレで当たったと思う

ハノイ市内のチェックバックで食べた生春巻きで中ってしまったようです。トリップアドバイザーなどでも取り上げられているお店でしたが、中る人には中るようです(営業妨害とならぬよう、お店名は非公開)。

翌日の夜、激しい腹痛に襲われ、嘔吐・下痢が止まりません。意識も朦朧としてしまい、ハノイで質の高いサービスで有名な「ファミリーメディカル」に行きました。

点滴を打たれ、医師が細かく何度も診察、注射、薬の処方をしてくれ、英語で話しかけてくれる。かなり丁寧な対応でした。さすがファミリーメディカル。

医師から「退院していいよ」と言われたのがちょうど夜12時過ぎ位。
病院に滞在したのは夜8時~12時過ぎの4時間ほど。

医療費はいくらか。前回のビンメック病院では6時間滞在して500万VND以下だったので、今回は4時間滞在なのでそれ以下だろうと予想していました。

かかった医療費がこちら。

なんと1614万VND(約9万4千円)。ビンメックの3倍以上。4時間でこの料金は高すぎる!

ちなみに過去に食中毒で現地の病院でお世話になった際の治療費は、
・2011年@台湾で約1万円
・2014年@ボリビアで約3000円
・2019年@広島で約4000円(保険3割負担)
ぐらいだった記憶があるので、ベトナムの医療費は各国と比較して相応に高いといえるでしょう(海外旅行保険に入る価値ありますね)。

*私は来越に合わせて海外旅行保険に入っていませんでしたが、幸いにも、利用していたクレジットカード会社で補償してくれる(渡航3ヶ月以内の出来事まで対象らしい)とのことです。

ベトナムに来て2カ月で2回も食中毒。

このペースで毎月食中毒にかかっていたら、身も心も持ちません。

さあ、これからのべトナム生活に幸あれ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?