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【書評】一生使える!プロカウンセラーの自己肯定感の基本 - 古宮昇

以前書いたこちらの記事が、未だに多くの方に読んでいただいているようで、今でもコンスタントにスキをいただいています。ありがとうございます。

自己肯定感って、みなさん興味があるのでしょうか。

日本人は自己肯定感が低いといいますよね。

謙遜という文化もでしょうし、出る杭は打たれる文化もでしょうし、様々な要因があると個人的には思っています。

そして、本日こちらの本を読みました。

概要

自己肯定感の対局にあるのは自己否定感。
自己否定の裏には他者否定があります。

そして、自己肯定感が低くなる要因で大きなものが「親との関係」。

子どもはみんな親が好きですが、親が忙しかったり、条件付きの愛情を注がれていたり、過干渉だったり、ヤングケアラーだったりしたことで、愛する親に否定されたと感じ、自己肯定感が低くなるのです。

自己肯定感を高める7つの方法はこちら。

  1. 思い込みを見直す

  2. 人に無条件で優しさを提供する

  3. 人の優しさを素直に受け入れる

  4. 正しいことより、楽しいことや心地よいことをする

  5. 自分の長所をほめるのではなく、自分に感謝する

  6. 自分を責めずに自分に優しくする

  7. プロのカウンセリングや心のセラピーを受ける

そして、セルフセラピーの方法も記載されています。

書評

今まで読んだ自己肯定感関連の書籍の中で、一番わかりやすかったですし、一番腑に落ちました。

「子どもはみんな親が好き」といろいろなところで言われていますが、今まで私はそれに否定的な意見を持っていました。

なぜなら、私が親が好きではないから。

しかし、それは「親が好き」ということが根本にあって、それを否定されれる事案があったからそう思い込んでいるだけだと納得できました。

自己流ではありますが、感謝ワークやノートでのジャーナリングを実践していて、過去が癒やされているということもあるかもしれません。

良きタイミングでこちらの本と出会えたと思います。

自己肯定感は、若い頃に比べたらだいぶ高くなってきました。

こちらの本にも「自己肯定感は100%になることはない」という旨の記載があり、高いか低いかという基準によって判断されるとのことでした。

満タンになっている状態というのはないのですね。

落ち込むことがあったり、自信がなくなることもあるけれど、すぐに切り替えて前に進めるようになるのが、自己肯定感の高い状態と言えるようです。

セルフワーク、挑戦してみます。

自己肯定感を高めたいと感じている人には、新しい気付きがある一冊だと思います。


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