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2020年締めのメッセージ(社内向け転載)

未曾有の2020年が終わろうとしてます。私自身、様々な事を感じた一年でした。社内向けに発信したメッセージを転載させて頂きます。

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※最後に動画あり、以下書き起こし文

今年も残すところあと3日となり、今年最後のウィークリー発信です。本日は2020年の締めのメッセージとして、今年を振り返りながら思うことなどをお伝えします。 

2020年は、本当に特別な年になりました。おそらく人生の中で振り返ってみても、誰もが「ああこの年だ」と記憶に刻まれた年になると思います。

ついに今年は『コロナイヤー』で終わってしまった一年になりましたね。

本来であれば2020節目の年として、オリンピックイヤーであり、年初は非常にワクワクした楽しみな気持ちで迎えられたのを覚えております。当社としても新社屋やインバウンドの盛り上がりを形にできる年として希望に満ちてスタートを切りました。

そこで、1月、2月に新型コロナウィルスが発生し、あっという間に世界中が混乱の渦に巻きこまれ、終わりの見えない異常な状況になりました。

異常な状態が今も続いていますが、今は、その異常な状態が日常となってきています。

その中で、多くの不安を抱えながら、皆さんが現場に立ち続けてくれたことに改めて感謝申し上げたいと思います。

世の中でたくさんの動きが止まった状況で、店舗運営を続けなければいけなかった、続けることができたのは非常に大きなことでした。

地域社会におけるインフラとしての「サツドラ」は重要な役割を果たしていると改めて感じました。

▼最初の混乱期にはトイレットペーパーやマスクでの混乱がありました。


経営的にも様々な決断を下さなければならない状況がたくさんありました。

インバウンド事業の「冬眠」を決断し、過去最大の13の閉店を決めました。インバウンドが復活したときに当社の力になるであろう店舗は残して運営していますが、このお客さまが来ない状況の中でインバウンド店舗で働いている皆さんのモチベーションの維持も大変だと思います。ありがとうございます。その辛抱があって今は耐える時期ですが、今後、海外へ日本、北海道の魅力を発信し、必ずインバウンドが必要になってくるので、今はそれに向けて蓄えている時期であります。

一方、通常店舗においても、緊急事態を乗り切りながらいろいろな経営改革で土台作りができたと思います。一番大きかったのはエリア本部制が出来たことで明らかに現場の皆さんの力が上がったと感じたことです。コロナ前から準備していた事が功を奏し、このタイミングで現場の土台が作られ始めたのは大きなことでした。

そして、節目として長年居た「太平」からこの「新社屋」に移転したことは、大きな出来事です。

▼さよなら太平(みんなでバイバイ)

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▼よろしく北8(みんなでガッツポーズ)

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3年前から太平本社の老朽化と北8条店の建て替えに合わせて移転を計画していましたが、改めて働き方やリアルな空間の場を再認識できて、新社屋が出来たことでこれまで進めていた地域や学校との連携も目に見えて進める事ができました。

私たちが昨年整理したCI(企業文化の構築とメッセージを発信)でミッション・ビジョン・バリュー、「ドラッグストアビジネスから地域コネクティッドビジネスへ」を掲げて地域にフォーカスして進めていた中で、コロナが起きたことで大きく時流が動いたと実感してます。


コロナショックは大変な事でしたが、私たちが推進してきた未来が早く来た、非常に社会に求められていることによりマッチしてきたので、来年以降も土台として間違っていない方向性でやっていけると実感しています。

本質は新型コロナウィルスにまつわる変化は突拍子もないことが起こったわけではなく、本来起きるべき未来が早く来たということです。長い時代の中では様々な節目や変化があり、今年はコロナによりそれが極端に可視化されてわかりやすくなったという事です。

実は「変化」は常に起きていて、もともと今までの延長線上の事は何もないという事です。そしてその「変化」は加速度的に上がっています。そもそもが今までの延長線上で何かをして行くことが間違いであり、企業や個人も常にアップデートしなければならないことに気付くべき出来事と捉えています。それを自分たちも世の中も気付かされる大きなキッカケでした。

「今年の一字」でも話しましたが、日経新聞の取材で私が選んだのは「断」です。「分断」と「決断」の断です。

分断は、コロナの中で人間が感情的になり様々な分断が起こりました。それが人間の心理であると感じさせられました。

決断は、中長期的な決断を迫られた他に日々決断を下さなければならないことがたくさんありました。そのことで個人としても会社としても成長できたと感じます。

皆さんはどうでしたか?

今年の出来事を無駄にしない。悲しいことや気持ちが沈んだこともあったと思いますが、私としては、『人生で一番大事なものは時間』だと改めて気づくきっかけにもなりました。

不要不急というが、人間としては楽しいことも含めて人生の一部です。それが大きく奪われてしまったのが新型コロナウィルスです。そのことで時間の大切さを改めて感じることができました。

来年は何らかの解決方法を人類が見つけてそこに向かっていく年になると思います。サツドラが社会にとって重要な役割を果たしていきたい、従業員へ良い時間を提供して行きたいと改めて感じた年でした。

2020年は色々な意味で忘れられない1年になりましたが、来年は明るい未来に向かって、皆さんと一緒に進んでいきたいと思っています。

今年一年本当にお疲れさまでした。来年もよろしくお願いいたします。

 2020年の主な出来事 
【1月】
 ・新型コロナウィルス発生
【2月】
 ・サイバーエージェント、AWLとの業務提携契約締結
 ・北海道で緊急事態宣言(28日)、店舗はコロナ対応に追われる
【3月】
 ・江差町と包括連携に関する協定を締結
 ・「スマートプロテイン」発売
【4月】
 ・マスクの開店時販売中止などが話題に
 ・「超ファミリープロジェクト」開始
【5月】
 ・メドピアグループとの業務提携(サツドラウォーク)
【6月】
 ・北8条店新社屋1Fにオープン
 ・「限界突破 WiFi」発売開始
【7月】
 ・レジ袋有料化
 ・管理栄養士によるお食事・栄養相談会開始
【8月】
 ・役員体制変更(会長・副会長はFounderに)
【9月】
 ・「サツドラ超TV」スタート
 ・DataGatewayと決済システムの実証実験を開始
 ・コープさっぽろと「合同セール」を開始
 ・新社屋へ移転【10月】
 ・「サツドラウォーク」リリース
 ・オンラインによる「サツドラフェス」開催
 ・R×R設立
 ・カナモトと災害時の資機材の相互供給協定を締結
 ・『G's ACADEMY UNIT_SAPPORO』開校(CQ)
【11月】
 ・当社従業員で新型コロナ感染者が発生
 ・MaaS事業展開に係る業務提携を締結
 ・東川町とオフィシャルパートナー協定を締結
 ・超炭酸水×インターステラテクノロジズ MOMO応援プロジェクト開始
【12月】
 ・コープさっぽろと合弁会社設立
 ・sawre(サウレ)発売

▼動画はこちら






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