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不思議な病気

家族がインフルエンザになった。
高熱が出たからやばいということで、
病院に行くと案の定である。

小中学校でも流行っていることから、
どこからもらってきたかも分からない。

そんな病の中、なぜか発疹も出てきた。
病で体力が落ち、免疫力が低下しているからと
インフルエンザが治るに任せていたら、
発疹も良くなっていたようだ。

それから2週間後、別の家族が、
原因不明の熱と全身の発疹に罹った。

発疹の状態が良くないので、
医者に見せると、水疱瘡だと言う。
大人でもなるのかと驚いて調べると、
大人の水疱瘡は、重症化しやすく、やばいらしい。

インフルエンザではなく、
水疱瘡の家族内感染だったようである。

そもそも、子供の時に水疱瘡に罹っていれば、
大人になってなることはない病という。
そういう人は、帯状疱疹になるからだ。

幸運にも子供時代に水疱瘡を免れたために、
大人で罹るとやばい病気になるとは。
帯状疱疹も同じウイルスというから、
これまた不思議なもんだ。

親に聞いたところで、自分が水疱瘡の
罹患歴があるかなど、覚えていやしない。
帯状疱疹にはなったから、水疱瘡にもなったのだろうという推測だけしかできない。

全く、人体も不思議なら、病も不思議なものだ。
ただ、帯状疱疹も大人の水疱瘡も、
顔だと跡が残りそうで、気の毒ではある。

プチ整形も視野に入れて、
とにかく全快を祈るばかりである。

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