見出し画像

好きなことで起業はちょっと違う

こんにちは、
東市 冨豊(とみとよ)です。

やりたいことで起業しよう!
好きなことで起業しよう!

少し前に流行ったというか
今もその名残が残っていて

自分のスキルを活かした
好きなことで起業しよう!
ということが言われています。

これですね…

私的にはニュアンスが若干
違っていて好きなことで起業しても
正直食って行く前に終わっちまうよ…

と思ってしまうわけなんですね。

その辺のニュアンスの違いを
今回お伝えしいていきたいと思います。

好きなことで起業
やりたいことで起業

これはほぼほぼ失敗すると言えます。

なぜなら自分のことしか
考えてないからです。

ビジネスの原則に則ってないから
そりゃ失敗するよねという話です。

ビジネスの原則というのは
何かと言うと『お客さん』視点で
物事を考えるということです。

あなたがやりたいことは
お客さんがそもそも欲しがってるもの?

あなたが好きなことは
お客さんがお金を払ってくれること?

この視点が完全に抜けています。

たまたま

やりたいこと=お客のニーズ
好きなこと=お客のウォンツ

だったりすればビジネスは
スムーズに軌道に乗ります。

それが軌道に乗った理由は

好きなことで起業したからでも
やりたいことで起業したからでもないです。

お客さんが求めていたものと
たまたまマッチングしたからです。

本来は好きなことややりたいこと
で起業するってのはあまり賢明な
判断ではないです。

お客さんのニーズと
マッチする可能性が低いからです。

ではどういうすればいいのでしょうか?

それはあなた自身が
どんな人生を生きたいか?
をまず考えることです。

その手段として仕事のやり方を
選ぶのです。

好きなことをするために
やりたいことをするために

どんな仕事をするのでしょうか?
ということを考えることが最初です。

好きなことで起業するではなく
好きなことをするために起業

だったり

やりたいことで起業するではなく
やりたいことをやるために起業

これなら問題ないですね。

なぜならこの場合

起業=手段

になるからです。

好きなことをするためには
起業が一番最善だ!

やりたいことをするために
起業がベストな選択だ!

こうなるからですね。

何が言いたいかというと
『起業する』というのを目的に
してしまっている人が多いということです。

あくまでも本来『起業』は
手段でしかないはずです。

目的を達成するための
一手段です。

起業こそが正解という人がいますが
そんなわけはありません。

サラリーマンでも
目的を達成することはできます。

逆に自分が何をしたいかによっては
起業をしたり自分で経営するよりも
サラリーマンでいた方がいい場合も多いです。

目的を達成するために
『起業』という手段を選ぶ。

この考え方が抜けてる人は
なかなか起業しても成果出てないですね。

それはなぜなら『起業』という
目的を果たしてしまっているので
目指すべきゴールがない状態になってるから。

これは何をしていいかわかりません。

だから

好きなことで起業しよう!
やりたいことで起業しよう!

はあまり賢明ではないと
お伝えしました。

私のnoteでは手段と目的
という話をよく出します。

本当に手段と目的が入れ替わっている
人が多すぎると感じます。

うまくいかない場合は
ここに立ち返る突破口に
なることが多いので
試してみてくださいね。

ということで今回も最後まで
読んでいただきありがとうございました。

それではまた次回もお楽しみに!


東市 冨豊(とうし とみとよ)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?