カレーの気分

今夜はカレーの気分。

家には、じゃがいもと玉ねぎがある。後、カレールーの残りも。

お肉は何にしようかな。
スーパーで売ってある最初からちょうどいいサイズに切ってある鶏肉は便利だ。でも最近カンピロバクターの話をよく聞くので、ちょっと怖い。
豚肉はどうかな。
ブロックの豚肉をぶつ切りにして、大胆に煮込んでしまうのも良さそうだ。

何よりも我が家には、圧力鍋がある。私の料理における最大の味方と言ってもいい。
長く、憧れだけれど遠い存在だった。でも、ついに手に入れてからは、何でもかんでもとりあえず具材を入れて圧力さえかければそれなりの出来になる！というのに快感を覚え、週1回は必ず使う存在になった。
カレーだって、圧力鍋の手にかかれば、お肉が何時間も煮込んだかのようなホロホロぐあいになる。最近のこだわりは、トマト缶を一つまるまる入れて、それ以外に追加で水は入れないようにして、なんちゃって無水カレーにすること。
圧力鍋じゃなかったら難しいんじゃないかな。

最後に、食べる人間のこと。私と夫は、カレー好き夫婦である。
二人で新しい町に引っ越しして三ヶ月ぐらいになるが、都会に来たからか、カレー屋が多い。
料理をするのが面倒くさい週の半ばは外食することも多々あって、そのたびにカレー屋を検索している。
お気に入りなのは、世界を気ままに旅してきたような店主がつくるスパイスカレーのお店。あの味は再現できないけど、せめてもの努力ということで、買ってきたクミンを鍋に加える。（ちなみに、そのお店は日本酒もおいしい。）

カレーは、作ろうと思えば電子レンジでも調理できる。身近で、だけど奥深くて、ないと寂しくなる食べ物。カレーは、私たちの生活に彩りを与えてくれる。
今日はカレーの気分。カレーを食べよう。