なぜ、ポートフォリオを作成するのか?
こんにちは、現在エンジニアへの転職を目指して、ポートフォリオを作成している者です。
ポートフォリオというのは、自分で作るオリジナルのアプリケーションのことです。
私は現在このポートフォリオを作成しているのですが、作成している中で「この機能は必要だろうか?」とか「どんな感じに仕上げたらいいのだろう?」といった疑問が湧いてきました。
なので、今この場に「なぜポートフォリオを作成するのか」を言語化することで、納得のいくポートフォリオを作成できるようにしようと考えました。
なぜ、ポートフォリオを作成するのか?
さて、なぜポートフォリオを作成するのでしょうか?
色々と調べてみた中で、結論は
「自分のスキルを採用側にアピールするため」
だと思います。
面接で人柄などは知ることができますが、実際にどのくらいのスキルがあるのかまでは知ることができません。
しかし、ポートフォリオがあればどんなコードを書くのか、どのようなことができるのか、セキュリティなどどのあたりまで意識してモノづくりできるのか、といったことを知ることができます。
なので、自分のスキルをアピールするためにポートフォリオ作成は無くてはならないものなのです。
アピールできるポートフォリオとはどんなものか?
では、採用担当にアピールできるポートフォリオとは、一体どんなものでしょうか?
これは、自分が採用側になったと思って考えてみればいいと思います。
もし自分がIT企業のエンジニアで、応募者のポートフォリオを見ることになったら‥
自分なら、この人と一緒に働きたいと思えるかを重視します。
読みづらいようなコードを書いていないか、ロジックは杜撰になっていないか、セキュリティ面への配慮があるか‥
当然未経験者であれば、プロと同じようなコードを書くことは不可能です。
しかし、できるだけプロに近づけようと意識することはできます。
その意識があるかどうか、というのはとても大事なことであると思います。
では次に、エンジニアではない採用担当者だったらどうでしょうか?
これは使えそうなアプリケーションかどうか、というのが大事になってくるのではないでしょうか?
エンジニアでない以上、細かいコードを見ることはできません。
しかし、アプリケーションの動作を見て、自社のサービスに役立ってもらえそうかどうかを判断することはできます。
もしそこでつまらない、誰が使うのか分からないアプリケーションを持ってこられたらどうでしょうか?
自分なら、この人を雇っても大丈夫だろうか?と思ってしまうでしょう。
なので最低限誰か一人(自分か、親しい人)のためになるアプリケーションを作るのが大事だと思います。
迷ったときの判断基準にする
以上をまとめますと、ポートフォリオを作成するのは自分のスキルをアピールするためで、アピールできるポートフォリオとは、現場で働くことを意識したコードになっていて、なおかつ誰かが使うことを想定したものでした。
このように定義しておくと、今後この機能を追加すべきか?といった問いに判断基準を持ってポートフォリオ作成に取り組むことができます。
例えばエラーメッセージの日本語化をするべきかどうか?と思った時。
この時は、自分が想定したユーザーのことを考えます。
もし想定するユーザーが自分ならば、自分は日本人なのだから、日本語化すべきなのです。
例えば、コントローラのコードが増えてしまって、もっときれいに書き変えた方がいいか迷ったとき。
現場で働くことをイメージしていれば、当然読みやすいコードに書き変えるべきなのです。
ここまで書いてきて気づきましたが、こうしたら良いのでは?と思ったことは、ほとんど取り入れるべきなのです。
なぜなら、自分が気づいたことはきっと誰かも気づくだろうし、その機能を付けていないということは、機能をつける気がなかったか、機能をつけるスキルがないと思われてしまいます。
だから、これしておいた方がいいかな、と思ったことはほとんどしておくべきです。
また、自分以外の誰かにアプリケーションをさわってもらう、というのも大事かと思います。
自分だけだと、どうしても気づけないポイントはあるものです。
それこそ、想定したユーザーには必ずさわってもらうべきでしょう。
以上のことを書いてきましたが、要するにやれることは全部やれ!ということです。
これからも自分のポートフォリオをブラッシュアップできるように精進していきたいと思います。
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