大変なのは主役か、それとも…〜vol.33〜
昨日は9月秀山祭大歌舞伎へ。
寺子屋と勧進帳を拝見。古典を観るのは久しぶりでした。
寺子屋って歌舞伎座で観劇するの3回目なんですけど、やっぱ面白いですね〜。何回見ても面白いのが古典…
さて、その次は勧進帳、これは大変ですね〜。
富樫や弁慶は良いですが、それ以外の方々はみんな待機です。座ってじっとしている。合引を使ってる役者さんはまだ良いですが、富樫についてる子供や家来はたぶん合引なしなので、大変だな〜と。
歌舞伎で大変なのは、座ってる人たち。
私も歌舞伎をかじったことがある人間なので、わかりますが、歌舞伎ってじっと待ってることが多いんです。これは本当に辛いです。重い拵え(衣裳に鬘)を付けたまま、舞台上で待機というのは至難の業。動いている方が実は楽。
歌舞伎っていうのはほとんどが“待ち芸”なのかも、、、特に時代物。
でもただ観劇してる私たちはそういうことはもちろん感じない。感じさせない役者さんたち、素晴らしすぎる。。。
今度観劇する皆さんは、歌舞伎の待ち芸を是非観てみてください。
今日はこの辺で。
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