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メルボルンの交通事情ってどんなかんじ?レポート

トヨタコネクティッドのデザイナーのTOMIOKAです。
こんばんは。みなさんお元気ですか?
先日初めて、英語を使いたくてプライベートで南半球のオーストラリアに行ってきました。この真夏の時期に南半球は朝方マイナス2度。信じられない寒さでした。飛行機を降りてすぐダウンに着替えました。今回はオーストラリアの中でも行き先はメルボルン。
オーストラリア大陸の1番右下のあたりに位置しているため南極がほど近く、このシーズンは南極からの風で気温よりも寒く感じるそうです。
太陽は北に上ります。家も北向きが人気です。南半球のそこに驚きました。笑

さて、初めて訪れたメルボルンはとても緑が多く街もきれいで治安も良く、とても素敵な住みやすそうな街でした。
少し郊外のところだと牛や馬や羊などの放牧がたくさんされていて、かなり広大な面積が緑に覆われています。そのあたりだと車での移動がほとんどのようで、自転車や電動キックボードなどはほぼ見かけませんでした。ごくたまにベスパなどのバイクが走っていました。
とても牧歌的な雰囲気があり、ハワイの郊外や北海道のような広々とした街並みです。一階建ての平屋の大きな家も多く、東京に住む私からは土地の広さがうらやましく感じられます。

突然見つけたアルパカとリャマ

中心部には「シティ」と呼ばれる日本で言うところの新宿や渋谷、銀座みたいなところやオフィス街もあるような高層ビルの立ち並ぶ場所があり、空港からバスで20分くらいで行くことができます。ここには、世界各国からの観光客がたくさん訪れています。

このあたりも東京のように朝夕の通勤ラッシュ時には郊外からシティまでの道が大変混雑して、いつも1時間で行けるところが2時間以上かかるような状況らしいです。首都高と近いようなイメージです。そのため郊外からシティに向かうには電車が良いとのことで、電車でシティに向かいました。

地上を走るmetro
とても大きなサザンクロス駅

シティにあるSouthern crossという駅はたくさんの電車が乗り入れていてとても利便性の良い駅です。東京で例えると上野駅みたいなかんじでしょうか。Amazonのビルやデロイトトーマツのビルも近くにありました。その駅の近くに泊まったのですが、このあたりの中心部はトラムと呼ばれる路面電車に無料で乗ることができます。たくさんのトラムが走り、2分おきくらいにどんどん来るので大変利便性が良いです。山手線のような感じです。
無料のゾーンでない場合、MykiというSuicaみたいなものを購入して乗る必要があります。ただ観光客はその期間しか乗らないのでMykiを買うのはもったいないと思ってしまいました。日本のような切符がない仕組みになっています。
余談ですが今回初めてキャッシュを一度も使いませんでした。オーストラリアはカードがあれば現金はいらない国です。なので1円も両替をしなかったです。

参考:メルボルンのトラムの乗り方ガイド


シティを走るトラム

トラムは広範囲で中心部にフリーゾーンがあるのにも関わらず、シティの道路に所狭しと並んでいるのがやはり電動キックボードでした。
メルボルンでよく見かけたのは、黄緑色のヘルメットがついているLimeでした。去年から実証実験が行われているそうです。

サザンクロス駅近くのLime

ものすごく街中でたくさん見かけたのですが、結構至る所に乗り捨てられていて、観光客が多いからなのか後先考えないでここで乗り捨てたでしょ、みたいなものが多く「うーーーん」と思うような感じでした。階段の段差の前で諦めて乗り捨てたようなもの、芝生の上で走りづらくて乗り捨てた?ようなもの。国立美術館の裏庭に乗り捨てているようなものなどなど。だいたいなぜか横に倒されて物悲しげに打ち捨てられています。😂
あと親子で二人乗りしている姿もよく見かけました。メルボルンでは合法なのでしょうか。子供たちは楽しそうでした。

また朝イチだけは駅前にきれいに整列していたので、サービスのチームの方で拾って再配置して整えているのだろうなと感じました。
実際友達のメルボルニアンいわく、マナーが悪くて怪我したなどと現地でもよくニュースになっているそうです。まだ使い方などが浸透していない新しい乗り物の宿命かもしれませんね。

朝イチの様子

街の大きい道路では、自動車よりも歩道寄りに充分な幅の自転車レーンがあり、オランダからの移民も多いメルボルンらしく自転車に市民権が昔からあったことが窺い知れます。

自転車のレーンだけでも二車線

その自転車レーンを電動キックボードや、電動一輪車のninebot oneが走っていたりしました。(ハンドルがないのにものすごいスピードで走っていて驚きました。写真撮れませんでした)

こちらの記事を参考にどうぞ。

他にも電動カーゴバイクが走っているのも見ました。子供が安定して乗れていて良さそうでした。日本では前後このサイズだと自転車として危険な際に歩道に上がることのできないサイズになります。

カーゴバイク


また、フードデリバリーがやはりコロナ禍以降定着しているようで、それらはほとんどが電動自転車の日本だと違法になりそうな、こがなくてもスピードがかなり出るタイプのものが多かったです。EVのオートバイなのかもしれないです。飲食店の前には必ず停まっていました。

あとはスケボーで通勤してる人も数人見かけました。外国にはよくいるイメージです。

どの国も通勤客や観光客の多い混んでいる大都市ではマイクロモビリティが発達するのはとても似ているなと思いました。日本でも前後に子供を乗せる電動自転車は都市でしか走っていませんしね。世界各国の都市での知見をお互いにシェアして住んでる人や訪れる人たちに気持ちの良い交通を構築していけると良いなと感じました。

実はオーストラリアのゴールドコーストの方のレポートも野上さんが以前書いてくれていたので、こちらも合わせてどうぞ。オーストラリア通になれると思います。

それではみなさま豊かで楽しいモビリティライフを🫶

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