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現代語訳で楽しむ『御伽百物語』(江戸時代の怪談集)

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江戸時代の怪談集『御伽百物語(おとぎひゃくものがたり)』より、特に読みごたえがあると思ったものを現代語に訳して連載します。全8話予定。 『御伽百物語』は今のところ現代語訳で出版し…
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#怪談

古典『御伽百物語』最終話「五人の無法者」

 無法者たちの描写が妙に細かくリアルだと思いましたが、それもそのはずモデルがいたようです…

トミオ
1年前
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古典『御伽百物語』其の六「あの世、ありました」

「統計数理研究所」が公表しているデータによると、二〇一三年の統計では「あの世を信じる」日…

トミオ
1年前
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古典『御伽百物語』其の伍「ポルターガイスト in 江戸ピリオド」

「御伽百物語」の概要については↓よりどうぞ。 現代語訳で楽しむ日本古典『御伽百物語』前口…

トミオ
1年前
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古典『御伽百物語』其の四「人間的な、あまりに人間的な」

「利己心こそは人心」(原文ママ)。清七のようにはならないと言いきれる自信が僕にはありませ…

トミオ
1年前
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古典『御伽百物語』其の参「妖精な翁たち」

「御伽百物語」の詳細については↓をご覧ください。 現代語訳で楽しむ『御伽百物語』前口上ト…

トミオ
1年前
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古典『御伽百物語』其の弐「肉食系男子の末期」

史実とフィクションを織り交ぜた説話になっています。当時の世相がわかっておもしろいと思いま…

トミオ
2年前
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古典『御伽百物語』其の壱「マトリョーシカ」

「まんが日本昔話」みたいにアニメ化したらおもしろいと思いました…(トミオ)  能登の国の一の宮(その国の第一位の神社)である気多神社(石川県羽咋市にある神社)は羽咋郡にあり、大国主命が祭神として鎮座している。多くの祭祀があるなかで、毎年十一月の午の日は、鵜祭と呼ばれる祭りが丑の刻(午前二時~四時)に行われていた。  毎年この神事のために、十一里(一里=約四キロメートル)離れた鵜の浦(石川県七尾市鵜浦町の海岸)というところから、捕らえた鵜を籠に入れて献上に来る役人がいた。名を

現代語訳で楽しむ日本古典『御伽百物語』前口上

『御伽百物語』の中で特に読みごたえがあると思ったものを現代語に訳して連載したいと思います…

トミオ
2年前
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