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自分があるんだってさ

旦那はずっと言い続けます。

本当にさぁトミーは自分があるよねぇ。

がしかし、私はそんなつもりで生きてはいません。

トミーです。

なんなら、篭のなかの鳥で育ったせいで、
社会ではかなり協調性があります。
先輩や上司からは意見がないみたいに見えて、よく煽られました。
進化を求める業界ならではですね。


しかし、人の意見を頭から否定しないし。
良くないことだけど、自分の不快感を心のゴミ箱に押し込みがちです。
他者優先しすぎるところがある。

もちろん怒りや反論、矛盾や理不尽へもの申したいときはあります。
しかし、そういうとき心の火消しを瞬時にしてしまう。

理由:面倒だから


篭のなかの鳥育ちは、羽をむしりとられる代わりに、物事を諦めるスペックが身に付くのです。かなり強力に。


自分』を出したところで、受け止めてもらえない、否定される、時には激怒され暴力を食らうのだから。それが面倒だと思い、全て諦めることが楽になるのです。

『どうせ言っても無駄だ。』


その思考のまま、社会や友人らに接しているのだから失礼極まりないですよね。
母親と他の方々への線引きが出来ない。
『信頼』
から逃げてばかりで申し訳ないなぁ、、、。
幼いころの成功体験って、大事なんだなぁと思います。


そんな私なので旦那の言う

本当にさぁトミーは自分があるよねぇ。

が、イマイチ理解出来ません。
それを旦那に伝えると、、、

『うん表面上はね。すごく常識的に生きているし、空気読みまくるし、平和主義だし。』


、、、。

表面上?


旦那は私の中身を知っているからこその、
自分がある』という発言だったのです。

表面上は、さも常識的に生きているけど。
中身にある、
ひねくれや思い込み
ネガティブ思考や白黒思考
決め付けや自己卑下や妬み。

いざ闇落ちしているとき
そんなことないよ。
と、他者に気を使われようが頑なに否定し、
それを言えるあなたが優しいだけだから。』とか言ってしまう腐り根性。

さらに言えば
私なんかに優しく出来る自分のこと、イケてるとか思ってる?私を自己肯定の道具にしてない?』そこまで行くときもある。

普通に性格悪くて笑う。


旦那はこれを『自分がある』と、評しているのです。

一切流されない頑固で独特な思想


変な方向に突き進みすぎることもあるけど、
人間の本質をじっと見ようとする意識が、
旦那のなかでは面白いようです。

『そこそこ当たってるから怖い。』


と、言われることも。
そんなとき、私の思い違いではないんだと、
さらに思い込みや分析が加速するのです。
良いのか悪いのか。
でも、本質に気付かないフリをすることも、大事なんだろうなと思います。
人を傷つけないためにも。
攻撃してくる嫌いな人間は別だけど。



そして、自分自身を客観視しすぎるところ。
それって、なかなか出来ないもんだよ。
と、言われたことがあります。

え、生きてたら勝手にするでしょ?


旦那はケラケラ笑って
頑張って、普段は常識人してるんだねw
と、言ってきました。

逆コナンかよ。


全ては、篭のなかの鳥育ちが影響しているのですが、旦那からはそれすら『良し』とされているので感謝です。
なんというか、安全な場所をようやく見つけた感じ。

いや、違うな。

好き勝手に空を飛びまわっている感覚。


やはり、中身を受け止められるって良いですね。むしりとられた羽が再生しました。
しかし、まだまだ『諦め癖』は直りません。
根深い。だからか

『どうせ我慢してるんでしょ?』


と、旦那は先手を打ってきます。
素晴らしい。
意見、意思を伝えやすい空気を作ってくれるのだから。なのに、さらに思考が進みます。

え、そうやって育ってきたの?


とか思うと、強烈な羨ましさでいっぱいに。
『あぁ、母親に味方してもらった証拠だ。』って。今は亡き義母に会いたくなります。
てか、私を育ててほしかったくらいだ。

だから『自分がある』という状態、実はかなり疲れるのです。常にあれやこれや、考えこんでしまうので。

何も考えないで行動出来るときは、わずかです。わずかだからこそ言えることは、その物事への興味がとても強いということ。

例えば、文章や絵をかくときとか。
あとは、友達とお喋りするときも。
仕事でやりがいを感じたときも。

『好きだから行動する。』

この感覚が自分のなかを占めれば、かなり楽だろうなと思います。
多分、空を飛び回っているうちに身に付くのかも。

でも、白黒思考すぎて

外面の常識的な自分を失うかもね。

そしたら、いよいよ旦那に見捨てられる気がする。とりあえず、バランス良くね。

客観視忘れずに。
真実はいつもひとつっっっ!!!


今日もありがとうございました!













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