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【新型コロナ対策ニュース】4月16日ー空前絶後の《補正予算》は「StayHome」が柱

こんにちは、都民ファーストの会 新型コロナウイルス感染症対策 特別広報チームです。本日も私たち都民ファーストの会と、東京都の動きを素早く正確に伝えます。

4月15日(水)に発表された新型コロナウイルス感染症対策の3574億円の都政史上最大規模の補正予算について解説をします。

21日(火)に補正予算の審議されますので、皆様からのご質問を募集しています。noteの最後のフォームに入力お願いします。

まずは、都民ファーストの会 新型コロナウィルス対策動画ニュースをご覧ください。

補正予算解説①(デジタル化、医療体制強化、飲食店の支援)

補正予算解説②(妊婦タクシーチケット、アーティスト)

<8000億円規模の緊急対策>

東京都は、新型コロナウイルス感染症の拡大を阻止し、経済活動と都民の生活を守り社会構造の変革を促し直面する危機を乗り越えるため、総額約8,000億円の緊急対策を策定しました。

これは過去最大だったリーマンショック時の1870億円の4倍以上の金額です。

その内の3,574億円分が補正予算として、17日からの都議会で審議されることになります。

15日の記者会見の際に、知事の決意が述べられていましたので、補足を加えながら引用します。

新型コロナウイルス感染症は人の命や健康だけでなく、経済、消費行動、そして、人や物の流れ、先行きの見えない心理的な不安など東京や日本の隅々にまで深刻な影響を与えています。経済指標や雇用統計の数字だけでは補足しきれない切実な声が、都民や中小企業の方々から寄せられています
かつて、仁徳天皇は「高き屋に のぼりて見れば煙立つ 民のかまどは賑わいにけり」と歌を詠み、民のかまどの様子から様々な施策を進めてきました。そういう話は歴史の中に刻まれているわけですが、残念ながら、現在は民のかまどの方も賑わいには程遠い。IMFの世界の今後の経済の予測もマイナス3.0ということで、1929年から始まる世界恐慌以来の数字、それよりも悪いというような報道もあります。
こうした「国難」ともいうべき危機的状況に東京、日本は直面していて、今こそ行政としてあらゆる手立てを総動員する。そして、為すべきことを果たす重要な時期であるという認識にたちまして、東京都緊急対策第四弾を取りまとめたものでございます。

20200415_緊急対策第4弾概要_02

20200415_緊急対策第4弾概要_03

補正予算の詳細を知りたい方は以下のリンクでご確認ください。

それでは、3,574億円の補正予算について、いくつかを具体的に解説します。

①デジタル関連

●テレワーク:80億円
新型コロナウイルス感染症による、外出自粛や安全対策のため、テレワーク環境を整備する企業に対する助成金。
PCやルーターなどのハード機器や、テレワークに必要なソフトなどに活用が可能です。
3月の補正予算でテレワーク助成を始めた所、想定の20倍の応募がありました。
中小企業1社250万円を上限に10割補助を行います。

●オンライン学習:26億円
都立・区市町村率学校でのオンライン学習、都立大学等でのオンライン授業のため、学習支援クラウドサービスの活用や教員をサポートするスタッフの配置、機材等の整備を促進します。
都立大:大規模授業の動画配信、ゼミ等でのテレビ会議システムの導入
都立学校・区市町村立学校:学習支援クラウドサービス、ICT支援員、モバイルルータの貸与

●オンライン診療・医療相談:0.8億円
かかりつけ医によるオンライン診療や医療相談
を推進するため、オンライン診療・医療相談などにかかる初期費用を補助します。
パソコンやカメラ、マイクなどの導入費用に、上限40万円都が10割負担

②医療体制の強化

●宿泊施設活用事業(ホテルの確保):108億円
無症状や軽症の患者を受け入れるため、ホテルなどを都が確保する。
健康管理に必要な体温計やパルスオキシメーター等の備品を整備。
⇒既に予算措置済みの1,000人分に加えて6月までに2000人分の施設の確保を予定

③飲食店支援

●飲食事業者の業態転換支援(デリバリー・テイクアウト等):4億円
業態転換に取り組む飲食事業者を支援するため、宅配やテイクアウト等を開始しする際の初期費用などを助成します。
上限100万円(かかる費用の8割を都が負担)
初期投資(店舗の改修や登録費用)や宣伝のためのチラシの作成だけでなく、ランニングコストについても活用できるように都民ファーストの会からは要望をしています。

④妊婦の方の感染防止のための取組:10億円

妊婦に対する新型コロナウイルス感染症の感染防止のために必要な衛生資材の配布タクシーチケットの費用を補助します。
既存46区市町村が採用している「とうきょうママパパ応援事業」を拡充し、妊婦に配布している「育児パッケージ(1万円相当分」にさらに1万円を上乗せして、タクシーチケットなどに活用をしていただきます。
詳細は、各区市町村が設定することになります。

⑤文化芸術活動への幅広い支援:5億円

活動を自粛せざるを得ないプロのアーティストスタッフ等の作品を、Web上に掲載・発信する機会を設け、文化芸術活を支援する。
自粛の中で家で過ごす都民が、芸術文化に触れる機会を作る。
音楽、演劇、美術、伝統芸能など幅広い分野を対象に今後公募を行う。
1人10万円(1作品上限100万円)で、出演料相当を支給します。

<今後の流れ:都議会での審議>

4月17日(金)本会議
4月21日(火)コロナ対策の補正予算等に関する質疑

21日の質疑に向けて、皆様から小池知事や東京都に聴いてみたい疑問やご意見・ご要望をお待ちしています。

●「新型コロナウイルス関連の意見・要望」について、皆様の声をお寄せください。

都民ファーストの会でも皆様からのご意見・ご要望、ご質問を受け付けております。以下のフォームから、ご入力をお願いします。

<こちらからご記入ください>

おまちしています。本日もありがとうございました。

(執筆:藤井あきら)