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バイトの得する話。バイト遍歴③

どうも富木です。

日が少し空いてしまってすいません。たっぷり寝たら回復しました。
代わりに寝すぎて1日の中での眠くなるタイミングがバグりました
ここ数日朝5時に眠くなります

さて、という事で前々回、前回と今までのやってきたバイトについて、まず派遣について書いていきました。
まで読んでいない方は是非合わせて読んでいただけると幸いです。

今回はいよいよこのテーマ最後の記事になります。トピックは大きく2つ。

1つ目は今までの派遣とは違って固定のバイトについて。もう一つはバイトで心がけていたある行動について紹介していきます。

固定のバイト

私は固定のバイトは合計で2つやっていました。固定のバイトをやりながら派遣をやっていた時期などもありましたが、ワーキングホリデーとしてトロントに来る前には固定バイトに週6ぐらいのペースで入っていました。
私がやっていたのは
・漫画喫茶の夜勤
・コンビニの夕勤夜勤(主に夜勤)
です。書いてある通り主に夜勤になります。
なので大学生で比較的多い昼や夕方の勤務の経験は少し浅いかなと思います。ただコンビニに関しては夕勤もしていたのでその辺も比べてみようと思います。

・漫画喫茶の夜勤

主な業務はお客さんの席案内、レジ、料理、本棚の整理、レジの売り上げ記帳、翌日のモーニングメニューとランチタイム用の仕込み、店内清掃、その他雑務となります。今書いてみてまだまだ書ききれないほど仕事があったので案外仕事内容は多いかな、と思います。
しかも私がいた漫画喫茶、大手ではなく個人経営に近かったので店長の色がとても出ていました。漫画喫茶としては珍しくランチタイム大盛況だったり結構喫茶店としての側面も多い所でした。
私が思うのはコンビニもそうですが夜勤は次の日のために今日の朝から夕方までのこぼれ仕事の回収、それと次の日を円滑にするための準備の時間だと思っています。
なので会話の流れで夜勤をしていると言った時、
「夜勤は楽でいいね~」
なんて言われますが、微妙なラインだと思いますね。多分そう言っている人はあくまで最低限の業務ができるだけだと私は思います。それすらできないかも
さあそれは後にして良い所悪い所をまとめます。

良い点
・暇、楽
いやこき下ろしといて実際そうなのかよ、と思うかもしれないですがある条件下においてです。
それは効率よく業務をこなせる奴ならって事です。
他の時間帯と決定的に違うのは業務内容でしょう。もちろん単純な忙しさにおいてはランチが人気だった昼の方が忙しかったと思いますがそれって
お客さん次第の忙しさ
なんですよね。
超絶快晴だと客足が伸び雨だと遠のく、イベント事の日は少ないといったようにお客さんが多いほど忙しいのが日勤です。
対して夜勤は毎日業務はほぼ同じです。ひたすらに作業。面接の時に店長に言われたのは
「君が要領良い人間だとしたら4,5時間は暇になると思うし、逆に要領が悪いならほぼ暇な時間は無いと思うよ。」
と言われました。このように業務自体はほぼ同じなので暇になるかはその人次第という感じですね。

・仕事できるやつが集まりがち
これはあくまで私の経験上ですが正確には
できるやつできないやつ
の2パターンしかいないと思います。
日勤は社員やベテランのスタッフがいたりすると思いますが、夜勤はワンオペといってスタッフ1人でトラブルにも対応する必要があるので仕事できないやつはすぐ辞めていきます。

・漫画が読める
漫画喫茶で働いているというのを聞いて一番に思いつくのがこれなのではないでしょうか。
結論から言うと読めます。ですが業務が終われば、の話です。しかしこれはすべての漫画喫茶では言えないと思います。ちなみに夕勤はそんなに読む時間無いみたいでしたね。
私含め夜勤のメンバーは漫画を早く読むために今日は早く終わらせたいって人も多かったです。

・まかないがある
派遣とは違うポイントの1つですね。私がいたところは自分で作れ、というパターンでしたが食費が浮くので非常に助かりました。

悪い点
・暇、眠い
良い点と同じようで違います。作業している内は大丈夫ですがある程度終わって暇になると途端に眠いです。もう異常に眠い
なので私は読みたい漫画がない日やそもそも眠い日はわざとペース調整をして常に体が動いてる状態にしたりしてましたが、これってペース調整できない人だとそもそも無理な話ですよね。

・週末、祝日前は本来の業務以外でも忙しい
まぁ料理の注文が多いってことですね。もちろんオーダーが優先なので、夜勤としてやるべき仕事がどんどん後ろ倒しになります。ルーティンワークのような感じで作業をしている人はその調整が乱されるので臨機応変な人間かどうかで時間内に業務が終わるかが変わります

・朝~夕のしわ寄せがくる
これは夜勤あるあるだと思います。夕勤がやるはずだった仕事が忙しかったからといった理由で回ってきます。ですが次の日の朝に来る社員からしたらそんなものは誰がやろうと関係ないので夜勤で回収しないと怒られますね。

・できないやつと組んだ時は地獄
大学生でもおっさんでも多いですね。おっさんは90%無能です。フリーターになるべくしてなってんだなって感じです。
私は恥ずかしながら夜勤の中で1、2番目に仕事早いと社員からいわれていたのですが、もう1人の1、2といわれる人と組んだ時はお互いの分業ができてるので6時間ぐらい暇になります。
なので交代で仮眠したり店内の喫茶エリアでレジにお客さんが来るまで喋ってたりできますが、できないやつと組むとそうはいきません。
大学生だと常にサボろうとし、おっさんはただ何もできません。居る方が邪魔だった時帰ってもらったこともありました。1週間とかでキツイと言ってやめていきましたが。

コンビニの夜勤

コンビニの夜勤の業務はレジ、品出し、洗い物、発注、納品陳列、清掃、その他雑務等となります。まぁ性質としては漫画喫茶の夜勤と大きくは変わらないです。漫画喫茶と違うのは料理の業務がない代わりにやはりレジが結構重たいところでしょうか。
20時~22時辺りは仕事終わりの人が結構来るのでレジからあまり離れられないか、レジが見えるところで作業していつでもレジに戻れるようにする必要があったりします。
コンビニは夕勤も経験したんですが業務内容の差に愕然としたのを覚えています。
そして一番の仕事は納品です。これが厄介。
良い所、悪い所を見ていきます。

良い点
・業務をセーブしようと思えばできる
これは究極レジと納品業務さえ捌ければ怒られないってやつですね。実際夕勤をやった時に仕事何があるか聞いたら、
「基本レジ立ってればいいよ」
って言われたのはビビりましたね。もし自動レジあったらさらに仕事半減しますからね。つまり『楽さ』で選ぶなら夕勤でしょうね。

・廃棄が貰える
これはコンビニによります。コンビニは大体フランチャイズと言って名前貸して個人経営しているようなものなので、廃棄の扱いはそれぞれのオーナーに委ねられます。私がいた店舗は2度のオーナー交代があり、1人目は無料で持ち帰れて、2人目は持ち帰り禁止、3人目は格安で持ち帰り可能でした。

・新商品をいち早く食べられる。
毎週のように新商品が入ってきます。なので後々数日で売り切れたアイスなどを既に2回ぐらい食べていた、何てこともよくあります。

悪い点
・暇、眠い
これも効率よく仕事を終わらせてしまうと空白の時間ができます。ペース配分慣れるまでは大変でしょう。

・できないやつと組んだ時は地獄
これも漫画喫茶と同じです。コンビニの夜勤なんてフリーターと大学生ばっかなのでお互いの仕事内容を把握しないといつまでも業務が終わりません。

・納品が不安定
ちょっとややこしいですねこれ。これは納品に関して2つの不確定要素があってそれが不安定なんですが、それが
①納品時間
②納品の量
です。
①は私がいた場所では種類違う商品がトラック3便ぐらいくるんですが、大体1時半~3時の間に来ます(店によります)。従業員2人で片方が4時にあがるので基本的にそれまでにはけさせたい。しかしその時間がブレることがそこそこのペースであるので中々きついですね。怒られることは無いですがそんなんも捌けないの?って感じで言われるんですよね。腹立つのでやります。

次に②は新商品がめちゃくちゃ来る日だとか何かトラブルがあった時(今もまさにそれの一例ですね)、一番多かったのは誰かが発注を飛ばした時です。夕勤や前日の担当の人に発注飛ばされると1.5倍、ひどい時は2倍以上来る時もあります。
実際これでバイト2人で捌いてるときにあまりにも多すぎて辞めそうになった人もいましたね。

固定2つをまとめると自分が効率良く仕事できる人間だな、と思うならおススメだと言えるでしょう。実際私も元々器用貧乏という事もあり基本的に仕事を爆速で覚えるのでその後に入ってくるスタッフの指導を任せられることが多かったのですが、大学生だろうとおっさんだろうとできないやつはできないやつとして指導していました。サボりながらもうまく立ち回るやつっていうのはいて、そういう人は統計的に効率よく仕事ができました

バイトを有利にするある行動

ここで少し話が変わります。今まで紹介してきた派遣、固定バイトで仕事をする中で感じることがありました。
それはまず派遣だと、扱いとか説明が雑いと言われていたのにほぼ全てでそんなことは無かったこと。そして2回目以降からは新しいスタッフの指導を任されることが多かった事。つまり同じ程度派遣をやっている人より扱いがよかったと感じました。思い返してみると、派遣の時には

どうせ一回きりだからすげぇ優秀な奴になろう

といつも思って臨んでました。これって向こうの立場になってみると素性も知らない若い奴が優秀って普通に面白かったんだなと思います。ほとんどの場所でもう一度来て欲しい、や時々ここで働かないか、と言われることもあったので功を奏していたのだと思います。
次に固定バイトだと周りの従業員が持つ不満をあまり私は持たず、シフトもだいぶ融通が効いてるように感じました。これって派遣で心がけてたような事もあるんですが個人的に3つ心がけていて
①指示外の仕事をこなす
②できるだけ早い段階で急なシフト変更に柔軟に対応する。
③常にいつも辞める気でいる
の3つです。

①指示外の仕事をこなす
これは俗にいう指示待ち人間になるなって事なんですが、小さいころから親から指示外の事を考える癖をつけられていたので簡単でした。とはいえアルバイトは業務が狭いので、バイト先の先輩などが前回やっていた業務を次には自分に取り込んでいく作業の繰り返しですかね。そうすると分業がスムーズになるので。

②できるだけ早い段階で急なシフト変更に柔軟に対応する。
これはできるだけ早い段階っていうのが重要です。新人の頃の急なシフト変更の打診って非常にチャンスで、まだどれぐらい対応してくれるか向こうも分からない状態なのでそこで柔軟にかつ向こうからしてちょっと無理な変更に対応すると変な話恩を売れるんですよね。
もちろん直接それを言ったりはしないですが大体向こうからしたら助けられたという意識が根付くので、何回かそれをやれば今度自分が急に休みたい時スムーズに休めるカラクリなんですね。

③常にいつも辞める気でいる
少し驚いた人もいるかもしれません。でもこれ特に大学生の心構えとしてはとても大事だと思います。
基本学生のバイトって舐められてる場合が多いんですよね。でもこれは至極当然で、学生としては楽して遊べる金が欲しいのがほとんどなのでバイトをガチる必要ってないんですが、これまでに述べたみたいにちょっと工夫すれば快適に金が稼げるんですよね。だから学生側はバイト先にこだわる必要は無くて常に辞めるつもりで働いとけば理不尽な事言われてもメンタルが無敵状態なんですよね。
自分が優秀であればあるほど、シフトに柔軟であればあるほど雇用者側は手放せないと思います。そういう人材だと思われた時点で不当な扱いは受けないですね。実際固定バイトは両方とも似たような事を社員から言われました。手放してきたなら雇用者の経営能力がないか自分が大した人材じゃなかったかの2択です、黙って次探しましょう。同じこと繰り返してるのだとしたらもしかしてあの使えないおっさんなのかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。バイトにも色んな種類がありもちろん向き不向きもあります。先に自分をある程度分析できているとバイト選びも円滑にいくかもしれません。夜勤は給料高いですが大学の授業との両立は慣れるのに時間がかかりますので気を付けて。

それでは