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富永顕二
2014年4月25日 21:10
「やっぱりドラッグとかはヤバイよ、ビートニクはもう捨てなさいよ、ビートたけしまででいいよ、ビートニクは」弟はそうつぶやきながら殴打。私は腫れ上がった左目を抑えつつ徘徊先を探して徒歩にて栄まで向かった。霊感の閃きによって、背後霊を「楢山節考」よろしく背負い、あらかじめ地中深く埋められた一つの瓶の液体から生まれたドブ川の源流へと遡り、辿り着いたのは住宅街の中でひっそりと営業している喫茶店だった。先