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クレジットカードの秘密

(この記事を読む目安:3分)

こんにちは、とみやまです。

最近、クレジットカードの番号について、おもしろい規則性があることを知りました。
ぜひご自分のクレジットカードを用意してご覧ください。

これを見れば、自分のもっているクレジットカードが本物かどうかや、いつのまにか本物そっくりな偽のカードにすり替えられていないかがわかります。(笑)

クレジットカードには16ケタの番号があります。
おそらくほとんどの方のカードは、4ケタの数字が4つ並んでいると思います。

その16ケタの数字、実はあることをして1ケタずつ足していくと必ず10で割り切れるのです。

その「あること」とは、偶数番目のケタの数を2倍にすることです。

具体例で考えてみます。

たとえば、クレジットカードの会員番号が
1234 5678 9101 1011
の16ケタだとすると、まず右から数えて偶数番目の数を2倍にします。

すると、
2261061418102021
となります。

ここで注意することは、2倍して10以上になったら、一の位と十の位を足して1ケタにすることです。
仮に、2倍して16になった場合、「1+6」をして「7」にします。

これに気をつけてさっきの数字を整理すると、
2261659102021
の16ケタになります。

最後に、この16ケタの数字を1ケタずつ足していきます。
2+2+6+4+1+6+5+8+9+1+0+1+2+0+2+1=50

こんな感じで、クレジットカードの会員番号は計算結果が10の倍数になります。

みなさんも暇つぶしにやってみてください。
紙に書かずに頭の中だけで計算してみてもおもしろいかもしれません。

「2倍したり足したりめんどくさい!」と思った方、計算時のちょっとしたコツがあります。

たとえば、最後の「足し算の結果が10の倍数になる」ということは、言いかえれば「足し算して出た数字の一の位が0になる」ということです。つまり、足し算するときは一の位だけ考えればいいということになります。

ほかにも、もともとのクレジットカードの番号に「9」が入っていれば、何ケタ目に「9」が入っていようとも、そのまま計算できます。
仮に「9」が奇数ケタ目であれば、2倍する必要はありませんし、偶数ケタ目に入っていても、2倍して「18」、その後「1+8」をするので、結果「9」のままです。

頭の体操にぜひどうぞ。

冒頭で「これを見れば、自分のもっているクレジットカードが本物かどうかや、いつのまにか本物そっくりな偽のカードにすり替えられていないかがわかります」と書きましたが、よく考えれば、最後の足し算の結果が10の倍数になっても、そのカードが偽物じゃないということにはならないですね。(笑)
10の倍数にならなければ偽物だと思いますが……。

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