見出し画像

崩れ

お久しぶりです。冬眠中のとみです。

タイトルにした「崩れ」

今読んでいる本です。


読むのに時間がかかっています。

文章が難しくて読みづらいということではありません。

はっと呼吸が止まって、全身の血の巡りも止まってしまって
読み返したくなる部分だったり、

あ~、そっかそういうことかと理解したうえで、自分の中にあるものと照らし合わせながら読みたくなる部分が多すぎるんです。


そうやって何度も読んだ部分を読み終えると、ベッドに体を預けて、腕を伸ばして、深呼吸したくなりました。というかしないと苦しかったです。


本を読んでこんなに疲れるのは初めてかもしれません。

カフェで優雅に読める本ではないと感じています。


化粧もせず、部屋着で、ベッドの上で読みたい本です。

もうその日はどこにも出かけないぞ、誰にも会わないぞという日でないと。


本を読みなさい、読書は大事だぞ、と子どもに言う大人にはなりたくないと思っているんです。

いい本に出合えれば、必ず読書の良さに勝手に気づいてしまうから。


全ての生き物に平等に与えられた一つの命。

豊かに生きていきたいと思わされる一冊に出合ってしまいました。


まだ、5分の1ほどしか読んでいない読者の読書感想文でした。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?