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🎧「共鳴/SixTONES」を聴いて、考えたこと。

もともと音楽が好きだけど、冬眠前は会社への往復でただ曲を聞き流すだけ。
昔から聞いている曲は歌詞も出てくるけど、新しい曲はなかなか歌えない。歌詞を見ながら、その歌詞の意味を自分の中に取り込みながら曲を楽しむことができていなかった。
気づくと、新しい曲を聴くと、もどかしい気持ちになって、もやもやがたまっていっていた。

でも、最近気づいたら、曲を聴いていると自然に口から自分の歌声が。
歌詞が分からないところは鼻から。
ああ、私は音楽が好きだ。
歌も楽器も、やっぱり私より上手な人はたくさんいるけど好きだ。
自分の体から出てくる、たまっていたものが外に放出される感覚。
歌詞が私の言葉にできていなかったドロドロしたものを形にしてくれる

歌詞を見ながら、曲を聴くということがこんなにも気持ちのいいことだったのか。

SixTONESの曲はきれいな言葉を並べるんじゃなくて、私たち人間が一人ひとりの胸の底にしまい込んでいるようなものを言葉にしてくれている。
歌詞を読みこむうちにどんどん沼に吸い込まれる自分がいる。



代わりなんていない 僕ら
静寂を切り裂く矢の如く
‟今”を生き抜くだけ

共鳴/SixTONES

私の完全な代わりはいない。
仕事では作ってもらえるけど。

これから先のことをたくさん考えて苦しくなるけど、今をまず一生懸命生きようと思う。
今を生き残るだけでも、今の私には結構体力がいる。
一日でできることの数は、冬眠前の半分以下だ。

冬眠中は、それ以前より倍以上テンポを下げている感じ。
細かいところまで丁寧にできているわけではないけど、自分が小さな自分の心の動きもちゃんと観察している感じ。
冬眠後のこともたくさん考えたくなるけど、今をちゃんと生きていきたい。

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