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障害児にとっての必要な環境とは?

昨日は保育所等訪問で感じた、健常児集団の凄さと、その中に入っていった障害児の内容を書きました。
間違いなく、障害をもった子どもは悩みつつも生き生きとした姿を出しついていけない内容も、分かろうと手を伸ばし、出来ないことへもチャレンジしようとする姿は私も元気を貰いました。

これは、まぎれもない事実です。

環境と障害をもちつつも健常児集団という環境がマッチしたという状況です。

健常児集団の渦というか、勢いは本当に凄いです。

障害を持つ子どもの保護者からよく聞く言葉を借りれば、「刺激が強い」ってやつです。

言葉が出ないから、言葉の刺激が強いとか、言葉のシャワーを浴びるなんて言い方も聞いたことがあります。

お友達同士で遊べるようになるためには、先程話した勢いのある中だから育つと考える方もいらっしゃいます。

本当にそうでしょうか?

環境はとても大切です。
昨日書いた記事のように、「環境が人を育てる」
まさに、その通りだと思っています。

しかし、その環境とうまく適応できなければ不適応を起こし不都合も起きてしまうのも事実です。

その環境を必要としているから、必要なものがそこにあるからその子どもは手を伸ばし考え、理解しようとします。

しかし、環境を必要としないのに周りから強い刺激ばかり降ってくる状態だと、防御姿勢になり内へこもってしまいます。

その子どもにどんな環境が必要なのかを見定めるのは、もしかしたら簡単ではないかもしれません。
でも、その子のどもが必要としている環境を用意してあげることは”生きる力”を育てることに繋がります。

〇〇が好き!
こんな事もしてみたい!
絶対したくない!
新しいこと見つけた!
これ食べたらおいしかった!

って、内から外へエネルギーが発信されます。

幼児期の子どもは、頑張んなさいって言って頑張るような土台はまだできていません。

どうしてできないの?と言われても、
しないのではなく、出来ないからやれないのです。

だって、子どもは基本的にやりたがりです。

もう、やめてー・・・って思う程でしゃばりで、しつこく、欲張りなのです。

そんな、思いが発信できるような環境を用意をしてあげたいですね。

英語話せなくて、英語は嫌いという人に、「明日から海外でホームステイをしないさい」って言われたら・・・病みますよね

でも

英語話せないけど英語を話したいって人に「明日から海外でホームステイをしなさい」って言われたら・・・楽しみでしかないですよね

この違いの意味に近しいものがあります。

要は、その環境からつかみ取ろうとしている思いが育っているのかってことですね。

子どもはそんなこと教えてくれませんし、見定めも難しい。

だから、私はその環境でどんな
目は輝いているのか?
のびのび動いるのか?
本当の笑顔を見せているのか?
などを見ています。

子どもは環境とマッチするとおのずと輝きだしますから、本当に素敵です。

そんな子どもたちがやっぱり私は好き!

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