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楽器を始めたい人向けに色々な楽器を紹介する


はじめに

音楽に関心を持っている人は、多いと勝手に思っている。
中には何か楽器をやってみたいという人もいるだろう。
メジャー所の楽器だとピアノとかギターを思い浮かべる。ただ、興味はあっても難しそうに思えて手が伸びないということもあるかもしれない。
そこで、私の知っている範囲で比較的取っつき易い楽器をいくつか紹介してみようと思う。
なお、ギターやピアノといったメジャーな楽器はわざわざ書く必要は無いと考え、大なり小なり変わった楽器を選んだつもりである。
楽器を演奏する、人とセッションすることは単純に楽しいものである。記事が役に立てば幸いである。

さて、まず楽器を紹介するにあたり「①音程がある楽器」と「②音程が無い楽器」に二分しようと思う。

①音程がある楽器

ピアノやギターなど、ドレミファソラシドといった音程が出せる楽器である。通常楽器と言って思い浮かべるのはこちらだろう。
メロディやコードを奏でることができるため、好きな曲を弾くことができる。反面、合奏となると曲を知っている者同士、もしくは音楽的知識が無いと合わせることが難しい。

②音程が無い楽器

ドラムや太鼓など、ドレミファソラシドが出せない楽器である。リズム楽器と言ってもいい。メロディを奏でることはできないが、音程をコントロールする必要が無いので基本的に①よりも演奏の難易度が低い(極めようと思えばもちろん難しいが)。
また、合奏がしやすいという利点も大きい。知らない人が演奏している知らない曲でもいきなり合わせることができる。

要するに
・好きな曲やメロディを奏でたいという人は①
・より簡単に人との合奏を楽しみたいという人、リズム自体が好きな人は②

をそれぞれチョイスすると良い。

では本題の楽器紹介に移ろう。

①音程がある楽器たち

・ウクレレ

 音色は大きく違うが、小型ギターと言って大外れではない。コード・メロディともに奏でられる、幅の広い楽器と言っていい。

・オカリナ

 持ち運びにも強い楽器。動画はプラ製だが、陶器製は音は良いものの個体差が大きいらしく、購入には注意が必要。最近はトリプルオカリナなるものもある。

・カリンバ

 親指ではじくだけで音が出るため、とりわけ取っつき易い楽器。音色も独特で良い。

・ティンホイッスル

 ケルト音楽で使われる笛。リコーダーのように音が出しやすい。

・パンフルート(パンパイプ・サンポーニャ)

 瓶笛を細長くして音程通りに並べた楽器と言えばイメージは湧くだろうか。仕組み自体はごく単純なので調べて自作するのもアリ。

・ハンドフルート

 音を出すのもそこそこ難しい上、動画ほどのクオリティで吹くのは至難を極めるが、なにせ手だけでできるため取っつき易さはある。

・スリットドラム(タングドラム)

 叩くだけで音が出せる。音色も他にない独特なもの。

・卓上木琴(鉄琴もある)

 思ったよりも買いやすい価格の物が多い。

・電子楽器

 やや番外的だが、このような小型シンセサイザーを同期させて音楽を奏でるというものもある。これは役割ごとに3台を用いているが、1台で音楽が完結するものもある。気になった人は「マシンライブ」や「グルーヴボックス」といったワードで検索すると良い。

②音程が無い楽器たち

・ジャンベ

 叩き方により低い音から高い音まで出せる、幅の広い打楽器である。

・カホン

 向かって左の女性が座っている箱が「カホン」である。これも叩き方によって低音と高音が出せる。ロック的なセッションに向く。 

・トラベルカホン

 カホンの小型版だが、個人的には別の楽器として見ても面白いと思っている。

・ボンゴ

 やや高い音のする、動画真ん中の太鼓がそれである。割と小さく、持ち運びもしやすい。なお、一番右の楽器がコンガである。見ての通りサイズが大きく、ボンゴよりとっつきにくいと言える。

・フレームドラム

 非常にシンプルな楽器で、価格が安価なものも多く、サイズの幅も広い。様々な奏法で演奏する事ができる。個人的にもおすすめの楽器。

・シェイカー

 端的に言うと棒無しのマラカスである。種類も多く、安価なものも多い。自作も簡単にできる。他の楽器の音をあまり邪魔しないため、合奏にも向く。

・アサラト(パチカ)

 日本ではアサラト、プラ製の物をパチカということが多い。パフォーマンス性も高い楽器である。

・ダラブッカ

 ジャンベに似た楽器だが、こちらは横に寝かせて使う。

・スプーン

 なんとスプーンも楽器になる。一部楽器専用のスプーンもある。

まとめ

色々な楽器を紹介した。近年はYouTube等のおかげで様々な情報が手に入る。何かピンときた楽器があれば動画などで情報を調べ、購入を検討すると良い。
なお、どの楽器にも言えることだが「安すぎは禁物」だと個人的に思っている。各楽器ごとに「まともなものは最低この価格から」というラインがあるため、ここは特に調べておいた方が良い。
また、イメージより音が大きい楽器もあるため、居住環境次第ではここも気を付けた方が良い。

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