ぬいぐるみ用の小物を3Dプリンタで作る
ものづくりを頑張る推し
最近、自分の推しの御守ミコちゃんがものづくりを頑張っている。これは生誕イベントで受注した自作の指輪。シルバーの板を曲げてくっ付けてリングにするそうだ。
そう言えば思い出した。自分はものづくりをするタイプの人間だった。昨年度までいた職場が割と好き勝手にクリエイティブなことをできる環境だったので、頼まれてもいないのに半分趣味で創作してた。今の職場が退屈な事務仕事なので創作の趣味も完全に停止していた。半年くらい何も作ってない。
推しがモノづくりをしているというのに・・・・。自分は・・・・。
最近、ちょうどアイデアが浮かんでいたので重い腰をあげて創作を再開する事にした。創作意欲まで復活させてくれるとは、”推し”というものは凄い!(ミコちゃんが凄いだけか?)
ぬいぐるみの小物の作成
作りたいのは前にお迎えしたぬいぐるみ、「グーフレンズ」のグーちゃんの小物類。
3Dスキャンと3Dプリンタを使っていい感じにできないかと考えていた。具体的に何が作りたいとかはまだないけど、メガネを作れば技術的なテストになりそう。
3Dスキャン
まずグーちゃんの目をマスキングテープで塞ぐ。(これだけ見るとぬいぐるみに酷い事をしているヤバい性癖の人みたいだ)
3Dスキャンは赤外線を使うから透明の素材はそのままだと形がうまく取れない。なので不透過素材のテープを貼ってあげる。
3Dスキャンはちょー簡単で、今時のiPadやiPhoneがあればすぐできる。顔認証の時にやってるのが正に3Dスキャン。
自分は第3世代のiPad Pro(古い!)にScandy Proというアプリを入れてスキャンした。
モデリング
M1 Macに入れたFusion360というソフトにスキャンデータを入れてメガネのモデリングをしていく。メガネを作るとなると、グーちゃんの目の位置と鼻の形が重要になってくるだろう。スキャンデータに合わせながらだと簡単にメガネの形を決められる。今回のメガネは円と直線の組み合わせなのですぐにモデリングできた。
3Dプリント
データができればあとは3Dプリンタにデータを飛ばせば勝手に実物が出来上がる。ただし半年間メンテをしていないプリンタと吸湿しまくったフィラメントなので綺麗な印刷はできなかった・・・。バリが出まくり。
とりあえず余分なバリを削っていい感じに整えて完了。
自分が使ってる3DプリンタはQIDI X-Smartという3年前に5万円で買ったプリンタ。メンテすればまだまだ使えそう。
装着
できたメガネをグーちゃんに着けてみる。こういうのって2、3回は作り直ししてピッタリになる事が多いけど・・・。今回は一発でピッタリ!可愛いい!
ぬいぐるみの小物を3Dプリンタで作るのはありだ。特にぬいぐるみを3Dスキャンしておけばだいぶ作りやすい。技術的には問題無いことが分かったから、これから色々と作っていきたいな。
メイキング動画
目隠ししないでスキャンした場合
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