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のらねこ、ゲームルールの完成を祝う

僕は今、“自分でもやったことのない、全く新しい挑戦をする”というコンセプトで、カードゲームを作って売る新規ビジネスの設計に挑戦中です。

先週までのテストプレイにより、ゲームルールはほぼ確定。

今週は、最後のルール改定で問題が出てないか確認します。
これが終われば、次はいよいよ製造工程です。

「オレ、これが終わったら次は製造に入れるんだ、、、!」
あれ、これって死亡フラグでは――??

いつもお読みいただきありがとうございます。
初めての方、久しぶりの方もとても嬉しいです。
僕は目標管理Webサービス Project Sylphius の開発・運営をしています、TOMCAT HEART の中島です。

気合い十分で始めたことも、何をやっても巧くいかない。楽しくない。
普段からそんなふうに感じがちな人に足りないのは、物事を巧くやれる気合いではありません。
目標管理を学ぶことです。

目標管理ができてないから、本当は巧くできることもできないのです。
だとするとそれはどうすればいいのか?
この のらねこに何ができる? では、それを皆さんとシェアすべく、僕自身が計画して僕自身でやってきた様々なことを、なるだけ面白く書く趣旨となっています。

現在は “のらクリエイターに何が作れる?” シリーズを連載中です。
僕自身も作ったことがない全く新しいモノづくりに、完全に0の状態から挑戦しています。

シリーズの執筆計画:
(これ以前はバックナンバーに掲載)
8. テストプレイ3
9. テストプレイ4
10. テストプレイ5
11. テストプレイ6
12. テストプレイ7
13. テストプレイ8(今回)
14. 製造スケジュールの作成
(以下未定)

過去のバックナンバー


1. 今回のテストプレイ模様

度重なる改定で二転三転したルールも、最終的にこうなりました。

基本ルール:
トラブルカードの内容に解決案を出し、より多くの人を納得させた人が勝ち

1. トラブルカードを1枚引く
2. シンキングタイム
 トラブルカードに記載された勝利条件に従い、
 トラブルの解決案を1人1つずつ出し合う
3. みんなの意見が出そろったら、
 「どの意見が一番か、この人に決めてもらいましょう」と言いながら
 ヒーローカードを1枚引く
4. 「この人が賛同しそうだな」と思う答えを、自分以外で一斉に指さす
 一番多く指さされた人が勝ち

1回あたりのプレイ時間は、当初10~30分ほどもある長大なゲームだったのが、今では3分ほどです。
本当にサクッと終わる感じ。

てなわけで、いつも通り子供達を集めプレイを開始します。

トラブルカード: 食べるものがない。家にあるものを何か売ろう。
勝利条件: 一番高く売れそうな人の勝ち

最初のトラブルカードはこれです。

んで、ここでさっそく問題が発生しました。

娘が「じゃあ、ダイヤモンド」と言い出したんです。
これを正当な回答と認めるべきか、悩みました。

おそらく娘はこれのことを言ってるんだと思いますが、

僕の机に置いてある置物

これ自体はダイヤモンドじゃなくてただのガラスの文鎮。
売っても二束三文にしかなんねぇのよ😅

ただし、ゲーム自体は『カードに書かれてないことは何でも想像していい』ってルールなので、「お金持ちの家ならある」と言われたらそれまでです。
でもそれを認めてしまうと何でもアリになってしまうので、カードの内容を『食べるものがない。この家にあるものを何か売ろう。』に変更しました。

その結果、最終的に娘の意見は物干し竿になりました。
30年前のお値段でなら売れそうだね😏

そんで僕は洗濯機。
なぜなら、我が家で一番高価な品物だから。
これで僕の勝利は確定かと思われましたが、息子が「家を解約して敷金を返してもらう」とか言い出し、勝負の行方は分からなくなりました。

なのでここでヒーローカードを出します。
「じゃあ、どの意見が一番か、このキャラに決めてもらいましょう」

ヒーローカード: アニメキャラ

「アニメキャラの人が選びそうだなと思う意見を、自分以外で一斉に指さしてください」
僕と娘が2人とも息子を指したため、今回は息子の勝ちとなりました。

割とスンナリ終わったので、もう1ゲームやってみます。

トラブルカード: 悪魔が来た!! いいことしないと寿命を取られる!
勝利条件: 一番善良そうなアイデアを出した人の勝ち

僕「町中のゴミ拾いを一手に引き受ける」
間違いなく善良な行動だろう。

息子「交通費をおごってお帰りいただく」
公共交通機関で行ける場所にお住まいなんだろうか。。。

娘「むしろ悪魔を殺す」
世界から悪魔がいなくなるのはいいことかもしれないけど、物干し竿で殴るつもりかい?

「じゃあ、どの意見が一番いいか、このキャラに決めてもらいましょう」

ヒーローカード: 大阪のオバハン

結果は、『僕 ⇒ 娘』『娘 ⇒ 息子』『息子 ⇒ 僕』となり、見事に三すくみのドロー。
でもゲームは盛り上がったよ。
ちゃんと面白かった。

2. 今回の問題点

テストプレイはこれで最後とはいえ、問題は出ましたね。
まずはカードに説明不足のものがあるってこと。

もちろん議論を起こすこともカードの目的だから、ある程度は悩ましいのも計算のうち。
でもだからってあまりに悩ましすぎるのも問題です。
これについては少しずつ改善していくしかないかな。

それから、先週モメたこちらカード。
『タイ焼きの販売促進会議。全く新しい名前を考え出せ!』についても、内容を変えるべく娘に意見を求めました。
その結果『タイ焼きの販売促進会議。中身を変えずに売れる方法を考えろ』となりました。

“面白い意見が出そうな感じ” が大事だからね。

ただ、どのカードも全て曖昧な書き方にはなっているため、「どう解釈すべきか」で悩むこと自体は避けられないようです。
みんな最初の数秒間は、どう考えていいか分からず戸惑った顔をします。
『カードに書かれていないことは何でも好きにしていい』という意味の文章を、全てのカードに一律入れるべきかもしれません。

――まぁ、とはいえ、これでゲームは完成です!
やったー!
ようやく終わったぜ~~!!😆😆😆

、、、、と、思われたそのときでした。
今までずっとゲームプレイを見ていただけだった嫁が、急にこんなことを言い出したんです。

「ゲームがあっさりしすぎてるから、自分の意見のどこが素晴らしいか発表しあったらいいんじゃないの?」
「トラブルカードの内容も曖昧すぎるし、もっと説明を入れるべきじゃない?」

う、、、これは困ったぞ。
この2つ、実はどっちも過去に出て廃案になった意見です。

自分の意見の良さを発表するというルールを実際に試したところ、みんな言葉に詰まってしまい、プレイ時間が伸びすぎて進行が止まってしまったんです。
それからカードの内容を細かくする案も、シチュエーションカードなどを加えて細かく設定しようとした結果、設定をみんなで考えあう時間ばかりが伸びてゲームにならなくなってしまいました。

うちの奥様は途中からしか開発に参加していないため、過去に色んなアイデアが廃案になった経緯を知らないですからね。
でも、あまり関わっていない人がそう思うなら、この意見をあらためて検討すべきか、、、??

ですが幸い、今回は救援が現れてくれました。

息子と娘が「それだとゲームにならなくなる」と話してくれたのです。
彼らは以前プレイしたときのことを、ちゃんと覚えててくれたのでした。

彼らからそういう意見が出たことで、僕としても安心して正式ルールを確定させることができたのでした。

3. 次の作業

さてさて。
ゲームルールが無事に出来上がったので、次はいよいよ製造に入ります。

  • カードのデザイン決定

  • イラストの発注

  • カードの充実化

などなど、やることはそれなりにあります。

ですがもちろんその前に、作業のスケジュールを作らなきゃね。

作業とは、スケジュールをあらじめ細かめに作っておいて、『そのスケジュールを守ること』を目標にするのがいいんです。

  • ちゃんと守れるルールを自分で作って

  • それを自分で守る

というやり方が、ユルいルールでダラダラと作業するよりも絶対に楽です。

てなわけで来週は目標管理のカナメ。
タスクの捻出と、そのスケジュール作りをやります。

うまくできたらいいな。

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ここまでお読みいただきありがとうございました。
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