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【複音ハーモニカ講座】ハンドリングの練習法(中級編)

前回は持ち方と手の動かし方をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか? 

今回はその手の動きを使って、実際どのように上下のハーモニカの音を出すのか解説いたします。
※今回はCとC#のハーモニカを使用した場合で解説いたします。AとA#、GとG#などでも構いません。どちらが上でも結構です。

① 先ずは、前回の手の動きを使い、真上真下の音を正確に出す練習をしましょう。

ハーモニカを動かし中音部のドとド#の音を出しましょう。この時、左右にハーモニカがずれていると違う音が出てしまいます。

② 上下の音が正確に吹けるようになったら、部分的に半音を入れる練習をしましょう。

何度も練習して、音と音との距離間をつかんで下さい。ハーモニカを動かし、顔が動いていないか鏡を見て確認するのも良いと思います。

次回は、より滑らかに音をつなぐ方法をご紹介いたします。

(2022.4 ハーモニカライフ96号に掲載)

高橋早都子
-Profile-

間中勘氏の演奏「荒城の月」に感銘を受け小学校一年生か らハーモニカの道に入る。
その後齋藤寿孝氏に師事。
1995年 国際ハーモニカチャンピオンシップス、 複音ハーモニカソロ部門にて史上最年少で優勝。
ハーモニカトリオ「ミネストローネ」の複音、コードハーモニカを担当。
2007年第27回F.I.HJAPANハーモニカコンテスト・アンサンブル小編成部門で優勝。
現在、3児の母。子育てと演奏、指導の両立に奮闘中。
後進の指導やソロ活動も積極的に展開中。

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