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夜中の墓場に呼ばれたぜ

"note"のジャンル分けか、その下段に「死後の世界」タイトルのセクションがあり、少なからぬnoteのライターが記事を寄せていた。

ワクワクドキドキか、こわごわひやひやか、わかりませんが、みなさんの思い描く世界観はメディアによるものでしょう。蓮の花に囲まれた香しい天国
血の池で、アップアップの⋯おぼれている悪人の姿、などでしょうか、、

私の「死後の世界観」「天国と地獄」「亡き人の今」は少し違いますが、たまにそちらのお話をまじえさせていただき、かいていきます。

「死後の世界」は落語や小説、童話にさえ「あの世」として出てきます。


ここは、墓場。早く来いよ!

 「死後の世界」 

墓場に住民表はねえよ

    トンボ作

夜中に荷物を 背負わされ
案内された あんこく世界
じゅうみんひょうの無いやつら ゴーストたちが
住んでいる
ここは墓地だぜ
墓場だぜ
おいらにゃ 用無し、と ぶーたれた

死にばなにおう はかいしに
おいらの名前が 赤い字で
あんたのてんきょも近いね、と ゴーストたちが
よろこんだ
ここはぼちだぜ はかばだぜ
じょうだんいうな、と 逃げだした

えんまか ヘブンか めいれいくちょう
ゆんべの事故の 荷を下ろせ
じこ足二本、着いたぞ、と ゴーストたちが
大さわぎ
ここはぼちだぜ はかばだぜ
そういや おいらの 足どこさ


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