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『ルネサンス都市フェッラーラとポー川のデルタ地帯』

イタリア/文化遺産/1995/ii.iii.iv.v.vi

⭐️川の恵みで発展したヨーロッパ初の近代都市

イタリア最長のポー川のデルタ地帯に位置し、中世から発展していた。

14世紀にエステ家の統治が始まると、イタリアでも有力な都市の一つに成長し、エステ家の居城であるエステンセ城やスキファノイア宮殿などが建設された。

1492年、エルコレ1世は、フェッラーラ公国の首都機能を充実させるため、中世街区に隣接する新街区の設計をビアージョ・ロセッティに命じた。

ここに人文主義を意識したルネサンスの「理想都市」が実現した。

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